思うところあって...銀の

 

 

お熱くなってます。 - 2004年04月15日(木)

私は本は好きだけど、
ビジネス本は読めないことが分かりました。

理由は、単純に面白かったり
ドキドキしたりしないから。
それに、書いてある内容も似ているのが
多いよね。
「それは前にも聞いたよ」的な。

一応これまでに何冊かは目を通しました。
前の会社の先輩から借りたものや、
上司から薦められたものを。

でも、「ビジネス本を借りている期間」
は何故かいつもより小説を読みたい欲が
異常に強くなって、ビジネス本を1册読み
終える間に、小説を5册ほど読んでしまって
いるのでした。
※誇張しているのではなく本当です。

しかし、読まないで借りっぱなしだと、
借りパクしたと思われる恐れがあるため、
そこは細心の注意を払って、それとなく、
1章ずつゆ〜っくり読んでいるフリをしたり
していました(バレていましたが・・・)。
しかも、根がマジメゆえ、本当に読み終わる
まで返せなかったりと、とても苦痛だった
ように思います。

『返さないのではなく、読めないので
 返せないのです』


この機会に私が聞きたいのは、ビジネス本には
よく"自分を成長のために"って書いてあるの
ですが、はてさて『成長ってなんですか?』
ってことです。

それは、私が会社勤めをしていた時に
ず〜っと考えていたことで、答えの出なかった
こと。

しかし、少なくとも私が読んだビジネス本には
答えめいたことが書いてありましたね。
結局、そういったビジネス本で言う"成長"とは、
『仕事で喜ばれる人材になること』や
『仕事でいろんな辛いことがあっても
 考え方変えて乗り切れる人になること』。

それは仕事以外でも活きてくることかも
しれないし、"ビジネス本"なのでそれで
いいのだけど、
やはり"私個人"が自分は成長したと感じる
ところは"そこ"ではなかったりするので、
読んでいて本気になれないんだろうと
思います。


一番最近買ったビジネス本は、前の会社の
上司に薦められたもので(なんやかんや言って
買っているところが私)、話題になっていた
『バ○の壁』です。
上司から「"分かる"っていうのは難しいんだ」
なんていう話を聞いて、面白そうかもと思って
読んでみることにしたのですが、
結果、だいぶ最初の方で読むのを止めました。

『現代社会において、本当に存分に「個性」を
 発揮している人が出てきたら、そんな人は
 精神病院に入れられてしまうこと必至。』

という文章を読んだ瞬間パタンと本を閉じて、
「はい、終わり」と思いました。

確かに精神病は辛い病気でしょう。
しかし、
『精神病院に入ること=ダメなこと』
という図式は成り立たないと思います。
だからこの説明も全く説得力を感じません。

むしろ、
「ああ、この作者は自分のことをもの凄く
 正しいと思っている傲慢で、頭が旧式な
 人なんだな」
という感想を持っただけでした。


うん、今日の私はなんかまともっぽいことを
書いているぞ。

とにかく、まだ超素敵なビジネス本に出会って
ないだけのことかもしれないので、
ビジネス本は読めない・・・というより、
う〜ん、苦手ですが、
毛嫌いはしないでおこうとは思います。
(間口は広くないとね!)


で、今言えることは、

その本がためになるかならないかなんて
読んでみた本人にしか分からないけれど、
読むか読まないかを選択できる自由がある
っていうのが何より嬉しいよね

ってことでした(無理矢理)。


おわり


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

 Home