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決意 - 2007年04月14日(土) 昨日の夜は、旦那坊主と、中崎町のプラネット+1で ピクシーズ再結成のドキュメンタリー『loudQUIETloud』 を観て来ました。 低音がお腹に響くほどの爆音上映。 生でライブ観てるみたいでした。 もちろん、最初の曲から泣いてしまいましたよ。 でも、“懐かしい我が青春”なんていう涙では なかったです。 ピクシーズのメンバーの内面の揺れと、 それとともにある音楽の繊細さ、研ぎ澄まされ方に 共鳴してしまったんだと思っています。 ピクシーズはすっかり中年になって、それ相応に 体もゴツくなっているメンバーもいたけど、 精神的には安定してしまってなかったです。 むしろ、今まさに青春、という感じ。 揺れて、もがいて、あがいて。 でも(だからこそ?)、ライブ映像には奇跡のような 恍惚の瞬間が確実に映し出されていました。 全編を通じて流れていたのは、 音楽よりもむしろ彼らの孤独。 愛する人や、家族や、音楽があっても、 救いがたく孤独。 これが、本質を求める人間の宿命なのかな〜なんて 思ったりもしました。 話は全く変わって、 よしもとばななさんの日記に取り上げられていた 『ばーさんがじーさんに作る食卓』という ブログを覗いて、感激してしまいました。 まず、70歳くらいの奥様が作る料理も、 育てている食材も、使っている器も素晴らしい。 そして、それをブログにしている同い年の旦那様の 写真からは、奥様も食べ物も大切にしている感じが ひしひしと伝わってくるのです。 普段の生活を楽しいものにする工夫がそこかしこに 溢れていて、ほんっっっとうに面倒臭がりの私は 「あぁ…」とちょっとへこんでしまったけれど、 でも、年を重ねることへの希望が大きくなりました。 奥様は、「料理はライブのようなものだと思っている。 相手の状況や調子に合わせて、相手の喜ぶ料理を作る」 というようなコメントをされていて、 それって純粋に料理をしたいっていう動機よな? って気付きました。 いま、初めて料理したいって気持ちになってます。 勉強になります。 凝ったことはできないけど、日々を工夫しよう。 そう心がけよう、なるべく。と、決意。 ...
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