あたろーの日記
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くじ運の悪い私が珍しく映画の試写会のチケットを当てたので、会社の同僚と仕事帰りに観に行きました。 ぺちゃくちゃおしゃべりしながら地下鉄の乗り換え階段を下りていく。 ホームには電車が止まっていて、今にも発車しそう。 急いで駆け込めばなんとか飛び乗れそうなんだけど、ま、電車は次から次へと来るわけだし、そんなに慌てなくてもいっか。 と思いながらホームに足を踏み入れ、先のほうへ歩いていく。 が。 そこが年齢の差なのか。それとも次女と長女の違いなのか。はたまた育ちの違いなのか。あ、いや、体重の差なのか。 一緒に歩いていたはずの彼女は、階段を下りるや否や、だだだっと手前のドアに飛び乗って行った。 呆然と見守る私。ドアに飛び込みながらも、目の端で私がまだホームにいることを確認した彼女が、体当たりの作戦に打って出た。 肘はさみドア開け。 いったん閉まりかけた電車のドアは、彼女の肘鉄によって再び開放され、一瞬ではあったが、彼女は遅れし者達の救い主となった。 私にはしかし、開かれたそのドアに飛び込む勇気がなかった。 昨年9月にやらかした「ドア体当たり事件」のトラウマが、私の足を引きとめた。 電車は動き出し、ホームで諦めの境地で手を振る私と、電車の中からまん丸の目で何かを訴えるようにこちらを見る彼女の視線が絡み合った。。。 まあ、都会の地下鉄は電車は2〜3分おきにきますのでそのあとすぐめぐり合えたんですけど、これが田舎のほうだと大変です。 次の電車の来るのが40分後とか、ざらですもん、私の田舎とか。 はは。ははははは。 「ダークネス」、怖かったですよ。 まだ公開前なのであんまり話せませんが。 系統としては、「ペンタグラム」(ルー・ダイヤモンド・フィリップス主演、1990年)や「ロストソウルズ」(ウィノナ・ライダー主演、2000年)に通じるものがありました。ゴシック的なオカルトホラーが好きな人にはおすすめです。 観終わって会場出たら、すっごく寒くて震えちゃいました。 東京は今日雪が降って、夕方には雨になったんですが、「ダークネス」観たらなおさら寒くなっちゃった。
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