あたろーの日記
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2003年03月30日(日) もし、桜の花が・・・

 湾岸戦争時にアメリカが使用し、今回のイラク攻撃でも再び落としているのではと懸念されている「劣化ウラン弾」が、環境に与える影響ってどれくらいなんだろうとネットで調べているうちに、ふと、CO2などの温室効果ガスの排出量の規制を取り決めた、地球温暖化防止のための「京都議定書」の批准を拒否し続けてきたアメリカと、今イラクを攻撃しているアメリカ、大きな原動力のひとつとして共和党政権の伝統的な支持母体である石油業界があるんだなあ、と気がついた。そんなことは周知の事実だとは思うけど。。
 ブッシュ政権は、大手石油企業との癒着はなはだしい政権だそうだ。大統領はじめ、多くの閣僚が石油利権に絡む人達とのこと。例えば石油会社ハリバートンのCEOを5年勤めた経験もあるチェイニー副大統領。また、9.11テロの直後から大統領にイラク攻撃を熱心に勧めたライス大統領補佐官も石油業界にかかわりが深いそうだ。政治家、特に外国の政治家の名前を覚えるのは苦手なんだけど、いろんなサイトや週刊誌をあっちこっちひっくり返して見ているうちに、だんだん理解できてきた。
 地球環境を守るためのルール作りに難癖つける国が戦争をするのはごもっともだと思った。
 戦争は最大の環境破壊だもの。
 湾岸戦争でアメリカがイラクに落とした劣化ウラン弾によって、今もイラクの土地と大気は放射能に汚染されている。
 またあの戦争の時にイラクがわざと火をつけた油田火災のせいで、近隣諸国の空がしばらく煤で曇ったりするなど多くの被害があったそうだ。
 http://skip.tbc-sendai.co.jp/tenki/diary2/20030325.html
 戦争では、双方の国それぞれ躍起になって地球環境を破壊し合う。
 それが、多くの人の命や人間以外の生命を奪ってしまう。ずっとずっと将来までも。

 夜、近所の道端にある大きな桜の樹の下に、しばらく立っていた。
 昼の日当たりのせいだろうか。
 いつのまにか、花が満開になっている。
 長い長い冬を耐えて、今こうしてようやく春を謳歌している無数の花の下で、自分が桜の樹の一部になったかのよう立ちつくす。
 この時が来るのを、桜も、自分も、1年間ずっと待っていたのだとしみじみ思いながら。
 花の精気は強い。
 人の心を高揚させ、そのあとすぐに哀しい気持ちにさせる。
 何故だか分からないけれど。
 
 でも。
 もし、自分が見上げている桜の花から、強い放射能が発せられていたら?
 自分の足元の土が、大気が、濃縮されたウランの影響を受けていたら?
 
 現実に、そういう土地が、どんどん作られているんだよね。。。
 


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