あたろーの日記
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少し年上の、家庭と仕事をパワフルに柔軟に両立させながら楽しんでいる女性と二人で食事。 脳内刺激ビシバシ。 物腰柔らかでおっとりしている女性だけれど、中身は一本スジがピンと通っていて、気持ちのいい生き方してるって感じた。 ことさら自分の正当性を主張するわけでもなく、些細なことに対して不平不満を言うわけでもなく、日常を楽しみながら、自然に歳を重ねていく・・・そういう女性に憧れるなあ。 こんな生意気なこと言うと怒る人もいるかもしれないけど、女性が(男性もだけど)眉間にしわを寄せて喋るようになったらいけないと思う。人を白眼視できるようになったら終わりだと思う。人の悪口を誰かに言わないと気がすまないようになってしまったら、気の毒だと思う。 やっぱ彼女みたいにおおらかにいきたいもんだと思った。
ところで関西人の彼女の考え方の基本形は、雪国人の私にとって新鮮でなんかちょっとおもろい。 雪国人は長い冬を雪に埋もれた家屋の中でじっと過ごすためか、内向的なところがあって、自分の内側にどんどんどんどんはまってしまいには穴の中へ落ちていくような考え方をする傾向があるけれど、関西人は、それに比べるとあっけらかんとした明るいところがあって、これが駄目ならこっちで勝負や、それでも駄目なら笑い飛ばしたるで、みたいな逞しい考え方をするような気がする。まあ、これは極端な言い方ですが。 和辻哲郎の著作「風土」の中に、関連したようなことが書いてあった。そういえば。 自分と生まれが違う人と話すのは、結構よい刺激になりますな。
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