あたろーの日記
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職場が暑い。。。 会社は大きなビルの中にあるのですが、今週から空調の設定温度が27か28度に固定され、なおかつエレベーターの一部は運転停止、昼間は窓のブラインドを下ろし、また昼休みはフロアの電灯も消すようにとの指示が。 業種が業種なので、パソコンの数がやたらと多いのです。1人1台分以上あるし、パソコン以外の機器も多い。また、窓は固定されているので開きません。・・・だから暑いのです。扇風機(ぜんぜん節電になってない)でみんななんとか生きている状態。とにかく暑い、暑い、暑い〜!! 雪国生まれ雪国育ちの私は東京の暑さが苦手なので、もうぐったりです。脳から湯気が出て思考能力が低下してます。ただでさえ頭働かないのに。 これが地球環境のためになるならまだしも(確かになるにはなるんですがね)、例の東電の原発トラブル隠しに端を発しての原子炉停止に伴う電力不足に備えてのことだから、なんかすっごく納得いかない。団扇仰いでいてもなんか頭にきちまうー。 だから、こんなことになるんだから、原子力発電のみに頼ろうとするのは間違っているんだよと、心の中でぶつぶつ文句言っている。。 小学生の頃、新潟県は東北電力から電力を供給しているのに、どうして東京電力が柏崎に原子力発電所を作ろうとしているのか不思議に思った。そこでは東京で使う電力を作るのだと聞いて、どうして電力を使う人達の住む場所に原発を作らないで、その電力を全然使わない新潟県に作るのか、すっごく納得がいかなかった。東京に原発を作るのは危険だから地方に作るという感覚が解せない。東京の人達が使う電力を作るために出来た原発のお陰で、新潟の海で泳げなくなったら納得がいかない、と思った。 気がついたら、上京して自分が柏崎刈羽で作られた電力を東京で使っている。因果なものです。 それにしても、日本の原子力行政には大いに疑問。多くの土地で多くの住民達が原発反対の運動を続けてきたのに、それをことごとく無視して、かたくなに原発を作り続けてきた。環境にも人体にもリスクの大きすぎる原子力発電にあまりにも比重を置きすぎて、今回のような状況になると、にっちもさっちもいかなくなる。で、そうなっても結局、原子力発電は大切だから、原子炉の早期運転再開を、と躍起になってアピールしてる。なんかおかしい。 今の日本からすべての原発をなくすのは至難の業かもしれないけれど、原発以外のエネルギー、例えば風力、太陽光、地熱、バイオマス、環境に負担をかけない規模の水力などを利用した発電も増やしていかないと、この先事態はもっともっと深刻になるんじゃないかという気がする。。 たとえばこのサイトに、何度でも再生可能な自然エネルギーについて詳しく載っています。http://www.jca.apc.org/~gen/index.html(「自然エネルギー促進法」推進ネットワーク) けれども、今年の4月から施行されたRPS法(「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」)というのは、そういった原発以外のエネルギーを供給しようとする事業主や個人に圧力をかけ、東電など大手の電力会社に便宜を図るような法律だそうです。あくまで原発中心なんですね。私はその辺りの詳しいことは勉強不足なので、興味のある方は上記サイトなど、結構いろんな関係サイトがあるので、覗いてみてください。
原子力発電を推進しようとするのと、石油の利権を求めて他国に戦争を仕掛けるのって、いろんな意味でつながってるんじゃないかという気がする。
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