あたろーの日記
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2006年11月14日(火) ロバート・ラドラム

 旧暦9月24日。
 今日は会社を休んで用事を片づけた。出掛ける前に、朝、自宅PCで、前夜見つけた神戸の古書店に、欲しかった本の注文をした。ロバート・ラドラムの文庫本6冊。『暗殺者』をかなり昔に図書館から借りて読んだことがあって、すんごく面白かったのだけど、ラドラムはそれきりだった。が、先日、ヤフーの映画配信で『暗殺者』の映画化『ボーン・アイデンティティ』を初めて観て、原作の『暗殺者』ってこんな感じだったかなー、ストーリーがちょいと違うよーな・・・と思ったらもうたまらなく再読したくなってしまい、昨日神保町に寄ったわけなんであります。いや、映画は、あれはあれで面白い。つか、マット・デイモンってこんなに格好良かったかな、って思うくらい素敵だった。なんていうか、母性をくすぐられるというか。昔はマット・ディロンの誤植(?)だろうと勘違いしたんだけど。それで、映画観てて、はて、この話どこかで聞いたか読んだかしたような、と思って調べたら、昔読んだラドラムだった。
 残念ながら、ラドラムはもうお亡くなりになっていて、新しい作品は出ない。しかも、翻訳されて文庫になっているタイトルでも、新刊書店で入手できないものも多い。アマゾンでラドラムを検索してこれまた初めて知ったのだけれど、大好きな俳優ルトガー・ハウアー(学生時代に『聖なる酔っぱらいの伝説』を観に行きはまった。アクションからシリアスもの、ホームレス役からレプリカント役まで芸達者な役者)主演の『バイオレント・サタデー』の原作もラドラムとのこと。しかし、この本も入手不可。
 うーん。毎日毎日新刊がどんどん出てくるけれど、流通するタイトルの数は非常に多いけれど、それぞれが市場に流通し続ける期間のあまりにも短いこと短いこと。新刊書店で、たとえメジャーな出版社の本であっても、読みたいと思ったときに購入しておかなければ、数年後、よしあれを読もうなんて気になっても、もう遅かったりするんだなこれが。なんだか、日本の出版事情って、読者にとってちょっと不幸な状態に陥ってないでしょうか。。。(泣)
 ともかく、ラドラムを早く読みたくてうずうずしています。
 
 夕ご飯は、先日友達から仙台のお土産に貰った、「利休」の牛たんシチュー。レトルトを鍋で温めてご飯の上にかけると、口いっぱいの大きさの牛タンがゴロゴロ出てきた。柔らかくて美味しかったです。


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