浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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| 2003年02月04日(火) |
ジョーダンのセカンドシート決定! |
すったもんだのあげく、ジョーダンのセカンドシートはラルフ・ファーマンに決定の正式発表がありました。 これで、2003年F1シートは全て埋まりました。それにしても、対抗馬たくさん用意してスポンサー集めにひっぱたなあ>ジョーダンオヤジ。いや、ウォーキンショウオヤジよりはマシか。(^^;)
ファーマンといえば、Fニッポンのチャンピオン。FNやその前身である全日本F3000出身のF1ドライバーは少なくない。 ....しかし、これは、日本のレースがF1シート獲得への登竜門であることを示しているわけではない。 各国のF3や国際F3000、CART、フォーミュラルノーなど、各カテゴリーでタイトルを争うドライバーには、有力なマネージメントやスポンサー、他カテゴリーのオーナー達は注目する。それとどれほどの違いがあるだろうか。 全日本F3000時代のドライバー達の多くは、F1シートを買うほどの大きなスポンサーを得られず、欧州のレースよりコンペティティブで契約金も高い、と理由で日本へ来ることを選んだという。そして、チャンスを待ち、スポンサーを集め、F1にあがっていったのだ。 他国のレースでタイトルを争う力のあるチームに自分を買わせるマネージメントの力を持ち、言葉の通じない環境での生活にもめげず、外国人チームスタッフとコミュニケーションをとって戦う。その点で、日本にやってきた彼ら外国人ドライバー達は、すでに母国で戦う日本人ドライバー達より何歩も先を歩いていたのではなかろうか。 F1にあがったドライバー達は、チーム力の差に苦しみながら戦う。早い結果を求められるカテゴリーで、習熟にかけられる時間は短い。最初のイメージが後々まで尾を引く。まず能力を比べられる相手は、チームメイトやテストドライバーだ。 ファーマンの相手は、ジャンカルロ・フィジケラである。ここでファーマンのポテンシャルは計られる。きっと厳しいだろうな〜。(^^;) それは、ファーマンと今まで戦った日本人ドライバー達、FNというレースのポテンシャルの評価にもつながるかもしれない。(FNにトラちゃん帰ってきた時みたいにさ) さあ、どうなるかな?
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