浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2005年07月31日(日) |
F1ハンガリーGP決勝 |
あ、ミカが来てるぅ〜。懐かしい、動いてるミカだ。フィンランドからハンガリーに行脚してきたお客さん、たくさんいるもんなあ。フジテレビっ、スタジオはいいからミカをもっと映さんか、こら〜っ!...との叫びから始まった地上波決勝観戦でございましたわいな。(^^;) 昨夜ミハエル大差で予選PPゲットのニュースに「兄さん、捨て身の空タンクアタックですか?」と口走ってしまった私は、ファンとしてどこか間違ってますかにゃ。(笑)
ミカとミハエルが千分の1秒を競い合ってた頃、予選は今とは違った意味を持ってた。ミハエル兄さんのPP記録があとひとつでセナと並ぶといわれても、そこに比べることのできない深い違いがある。そう思ってしまう。 生涯獲得ポイント、最多勝、獲得タイトル数、ミハエルはさまざまな記録を書き換えていった。...ファンジオとは時代が違うから比べることはできない、とミハエルは言っていた。 予選のシステムが変わったとき、これで比べることのできない記録になってしまった、と私は思った。 まー、10年くらい後に誰かミハエルの記録を書き換えそうなドライバーが出てきたら「ミハエルとは時代が違うから比べることできねーよ」なんてケラケラ笑ってるかもしれないさ。
うん、そいえば目の前にミハエルの最年少タイトル記録を破りそうな勢いの坊やがいるなー。そー簡単にはとらせてあげないように、兄さん逆襲たのみますぜ。(^^;) アロンソも、なかなかいい面がまえになってきた。キミのおそろしい速さ。たくましさ。あどけなかった坊や達が、鋼のように鍛え上げられていく。 群雄割拠。...うん、F1はやっぱり競い合い磨きあうのがオモロイよな。 今夜は、キミのエンジンが壊れたりしないように、祈ってた。ミハエルの後ろについたキミに、ドキドキしていた。競い合う、ときめき。ミカの持っていた底知れない速さと怖さを思い出した。 まー、終盤は「兄ちゃん、ラルちゃん、キミちゃんも、みんな頼むから壊れんとゴールまで行って〜!」と、誰のファンやらわからん状態の応援だよ。 オーバーテイク仕掛けたときの兄さんの守りのえげつなさをよーく知ってるから、ラルフもかなりの速度差なければ仕掛けまい、とは思ってたけどさ。 ラルフに後ろにつかれるのも怖いんだよねー。相手モントーヤの時は特によくぶつかってた。むうう、違う意味の怖さっちゅーのがちと情けないが。そーいうアヤウイところまで可愛いんだから、ファンとは理屈で割り切れない生き物だわいな。(^^;)
フェラーリが競い合える競争力を取り戻してきた。今はそれでいい。 長いシーズンの中の一戦。まだ、勝利への道のりは長いけれど。 ひさびさに、地上波でもミハエルの笑顔を見た。気迫のこもった表情を見た。 あの瞳。うん、興奮する。強い光を持つあの瞳。 ウチらの皇帝の逆襲は、これからなのだ!
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