浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2005年09月19日(月) ニック移籍・バトン内定?/鈴鹿で動画撮影禁止?

ニック来季よりザウバーBMWとの契約発表に続き、バトンBAR残留内定だとか。BARホンダ、ぎょうさんウィリアムズにふんだくられる事になりそうですなあ。(^^;)
今季の不振に、来季コスワースエンジンを載せるウィリアムズ。V8エンジン開発競争がどう転ぶかはわからないにしても、新たなエンジンメーカーとの意思疎通という問題も起ころうし、リスクはウィリアムズの方が大きいかな。
うん、こういうときにトップ狙いたい欲ある新参者チームからお金ふんだくっていくのがF1界の真骨頂よね。ピラニアクラブにようこそ、BARホンダさん、と思ってしまったよ。(笑)

琢磨はどうやら第3ドライバーとなりそうな感じだね。
ニックは、BMWに気に入られて母国チーム参戦。
あまりにも対照的だが、ホンダはF1の欧州での宣伝効果を期待しての参戦だ。
表彰台を狙い、優勝する力のあるドライバーを揃えることが優先される。今季、不運が多かったとはいえ、琢磨がバトンを凌駕できなかったのはイタイよな。


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FORMULA WEBさんのニュースを見ていたら、鈴鹿での携帯電話およびビデオカメラでの動画撮影が禁止されるとか。
たしかに鈴鹿サーキットのHPに行くと、※携帯電話、ビデオカメラ等による動画撮影はFOA(フォーミュラワン運営会社)より禁止されておりますのでご遠慮ください。と書いてありますな。
だけどなー、携帯電話を使った生活形態に慣れた観客に、携帯なしでサーキットに遊びに来いというのは無理。通話やメールやWEBでの速報ゲットや静止画撮影以外の使用をしていないかどうか、見分けるんっすか。

たとえば、私らはコンサートの入場時にも、カメラつき携帯電話の使用は許可されません、会場に持ち込まないで下さい、とカバンを開いてカメラチェックを受ける。だけど、携帯電話を預けさせられたということはない。
携帯電話がないと、会場の出入りの際に友人と待ち合わせすることも出来なくなる。そんな事態を受け入れることの出来ない観客は、カバンの底に隠して入場しちゃうだけだよ。
それにあまりにもたくさんの人がカメラつき携帯を持っており、もしそれをどこかに預かるなんてシステムを作った場合、トラブルなく預かり返却するため入退場のための時間は膨大になり、会場スタッフの負担は増大するばかりだしね。
鈴鹿の場合は、会場の広さも入場人員もコンサートの比じゃないよな。

鈴鹿に向けてデジカメを新調する人だって少なくないんだし。何万人もの観客が携帯カメラやデジカメで動画を撮るのを止めるのは不可能じゃないかと思っちゃうよ。
F1界のスポンサーには、携帯電話会社もデジカメの会社やPCの会社もあるよなあ。
多くの人が注目するF1GPをショウケースにして、ステキな画像や情報を配信してお客さんにアピールしたいんだよな。
んでもって、会場に来る人間にはそれを使用するなって、なんか無理があるぞ。(笑)

それがWEB上などで不法に商業使用されたときに取り締まるぞ、と。そういう事態が起こることを前提に警告をしておくぞ、という印象ですがね。

映像配信、ドライバーやチームの肖像権、もちろんその保護は大事だけどさ。
どこまでが権利の侵害なのか。どこまでが個人の楽しみの範囲内なのか。
WEBやBLOGでは不特定多数への公開となるから、誰かの写真をUPすること自体も権利の侵害となってしまう。
数え切れないほどの携帯やデジカメのユーザーがいて、それを自由にWEB上にUPすることで存在するネットの世界があって、ファンダムの裾野が楽しく広がっていく。それによって予想できないような宣伝効果が生まれる場合がある。
1円のお金ももらわないどころか身銭をきって、日々宣伝につとめてるネット上のファンダム。
ファンダムが豊かに広がれば、プロダムはその恩恵を受けるんだ。
そうじゃないか?


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