2002年10月26日(土) |
だから雨の日は嫌い? |
雨が降る朝、大森からバアさんがてくてく歩いてきた。何もそこまでしなくとも。確かに昨日、電話で「子供に(七五三で)何かしてくれるなら中古のブレザーあるから買って」と言ったけど、明日でもいいじゃんか。店には日曜まで取りおきしてもらってるんだし。こういう時、電車に乗れないというのは大変だ…。
しかし、東京に40年近く住んでて今だに電車に一人では乗れない人がいるとは。息子は慣れているが、よく考えてみたら凄いことだと思う。(実話)
「あれ、誰もいないの?」俺がいるだろうが。 嫁さんと子供は病院。子供の湿疹が気になったから。(ついでに胸の音を聴いたら音がするのでプールはNGとなる)
相変わらず、朝は横になったままである。実の息子と二人になったというのに会話なし。目の前で具合悪そうにしてるんだから「それで最近は体調どうなの」くらい聞けよな。
こっちから「外は雨だったんだろ」、と話をふってみれば「…だから歩いてきたんだよ」だと。そんな怒らなくてもいいじゃんか。
こっちもぶっきらぼうにお茶を出す。立ったついでにトイレに行き、出てきたらいきなりテレビを見てた。あとはテレビに見入るだけで何の会話もなし。本当に親子なのだろうか?
やがて嫁さんと子供が戻り、俺を残した三人で買い物に出て、中古のブレザーを買って、そのままバアさんは帰る。なんで親と顔を合わせるたびに不機嫌にならにゃいかんのか。
昼のころには雨も上がり、気晴らしに子供と買い物。とても寒い。11月の下旬の陽気だそうな。
子供も俺も嫁さんも具合悪いので、以降、部屋で過ごすことに。んで、子供に『ハリーポッター』の4巻を読み聞かせる。これまでの2〜3巻は自分でも読んだことあるので、それなりに男性、女性、年寄りなどとトーンを変えて読んであげられた。大げさな強弱をつけたりしないで単調に朗読すると、子供は興味を持ってくれない。
だもんで読んでない本は難しいと気づく。ハーマイオニーの台詞だと思ったら、ロンの台詞だったり…。それならば一回、先行して読めばよさそうなものだが…。そしたら先を知ってるだけに読み方がおざなりにならないだろうか。
子供は本が好きで、何度も同じ本を読めというが、じきに興味をなくすのは読み手が面白くないからだ、と聞いたことがある。読み手も興味を持っていると声の張りが違うんだとか。ふうん。2巻と3巻は(読んだことあるけど)内容を忘れていたのでこちらも興味深かった、というわけかも知れない。
夜にも読み聞かせようとするが、薬でダウン(風邪と鼻の薬は眠くなるのだ)。すぐに寝る。
PCの調子がすこぶる悪い。なんか勝手に暴走しやがって。出来の悪い子ほど可愛いなどというが、もう子供ではなくおじいさんになるPCだからダメなのかしら。
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