元・白血病患者の日記
 

2003年03月23日(日) 誰よりも早いイラク情報

 体調の悪い嫁さんと子供を残し、充てもなくフラフラと外に出る。とにかく、部屋にはいたくなかった。天気がいい休日というのに何の目的もないままさ迷う羽目になるとは。恨むぞバアさん。

 入院中のジイさんは、ギプスで首を固定されている。ふつうのイヤホンはすぐに耳から外れるので、耳に引っ掛けるタイプのを買ってバアさんに届ける。一応、昨日の件では(少し)反省しているのか、それとも息子が一人だからか、バアさんは自分の言いたい事をブツブツと言い続ける。でも、言ってることは何かおかしい。っていうか間違ってるじゃん。

 が、ここで注意というか訂正しようものなら、またキレるだろう。困ったバアさんだこと。実家に来て鬱に磨きがかかってしまう。もういや。

 夜中までフラついてるうちに、やっと部屋に戻る気になる。一日、何を食べたか覚えていないが、家の飯がうまかった。

 体が常に緊張していたからだろう、グッタリしているんだけど寝れない。目が冴えて寝れない。

 横にいるアトピーの子供が身動きするごとに薬をつける。本当に痒いのだろう、大人の力でも剥がしきれないほどの力で掻き毟っていたりする。なんとか治らないものだろうか。かわいそうに。

 なんか横になっているのも気が滅入るので、置きだしてみる。深夜。丁度、NOAHのプロレスが終了したところだった。…布団でイライラしてるのなら、起きてリアルタイムでプロレス見てたほうが健全だったかも知れん。

 イヤホンでテレビを見る。何故か深夜に柔道をやっていた。テレビショッピングもやっていた。しかし、ほとんどの局はイラク情勢。世界は大変なことになっているというのに、俺は何をしているんだろうか。あ…いかん。

 新聞屋が階段をけたたましく登り、外が明るくなってきたころに布団に戻る。まだ寝れない。が、子供の寝息を聞いているとホッとする。布団から飛び出した腕を中に入れようとしたら、握り返してきた。なんか叱咤されたみたいな気がする。父ちゃん、早く体治さないとな。

 嫁さんの目覚ましが鳴るころにはウトウトしていた。やっと眠くなったと思ったら起きる時間だ。う、立ったまま眠れそうにつらい。


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