元・白血病患者の日記
 

2003年06月09日(月) 小川宏と鬱病

 大混雑する職安で待ち続け、アイクリエイティブの募集用紙を見つける。そうだそうだ、こんな募集をしてたんだっけ、と思い出す。しかし、連絡よこすまでに2週間もかかるとは…相変わらずの会社側の対応だ。耐えるしかないのか。

 とりあえず10時近くになってしまっているので急ぎ電話。担当者はいなかったが水曜に面接だけ決まる。筆記用具必須ということは試験ありということか。こういうことはシッカリしてんのね。他の募集を見たが、該当してるのが見当たらず断念。

 夕方、子供からバアさんじきじきの電話があったと聞かされる。なんでもジイさんは、杖を使って自力で歩けるようになったとか。マジか? 凄ぇな。リハビリセンターって偉大な施設だなぁ。残りを真面目に取り組めばどこまで回復するんだろ。首の骨を折ったら死にそうなものだが、人間というのは凄いもんだ。現代医学と先生方に感謝感謝。

 しかし、バアさん自分で病院に電話して見舞いの了解を取り付けるとは…。少しでも孫と接点を持ちたいという執念か。そんなことはいいから、会いたいなら顔を見にくればいいのに(まだ嫁さんと衝突中、こういう性格のバアさんである。これを生まれた時から見ているのだから、俺も妹も性格が曲がるのは仕方がないことなのか?)。

 夜にテレビで鬱病の小川宏をやっていた。長年、第一線で朝から生放送をしてきた緊張感から解き放たれ、環境がガラリと変わったので鬱になったそうで。体調が悪いからといって色々な病院を回っても原因がわからず、まだ老け込む歳ではないと奥さんに叱咤されるたびに深く落ち込む。仕事をしたいのに、仕事が出来ない。趣味があるのに好きなことをする意欲がない。で、落ち込んでいると奥さんが励まし、それが重荷で更に深みに…。なんか一緒である。真面目な人ほど鬱になるというが、私も真面目だった、ということで。

 どんどん気分が落ち込み、本気で自殺をしようと思ったこともあるらしい。家族には何度かSOSを出し続けても、それがなかなか伝わらない歯がゆさ。どうにか思いとどまるが、それから何ヶ月かの入院を得て、やっと復活までこぎつけたという。やはり治療というのは、中途半端にやってもダメなんだな。俺、大丈夫かな。
同じようなことはあった。でも、白血病で助かったのだからといつも思い留まってきた。HPを通したり、いくつかの書籍を見ても助からない人だっているのに、こんなことで自殺などしては勿体無いというか、何のために頑張ったんだか。少し前にHPの更新するので日記をチラッと見たが、助かりたいという気持ちが伝わる日記も(中には)ある。この頃の気持ちはどこに行ったんだか。

 それだけ、怖い病気でもあるんだろうけどね。まぁ、今はHPを使って文句もタラタラ書けるし、色々な人から励ましもらっているので、踏ん張れるんだけど。


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