元・白血病患者の日記
 

2003年08月06日(水) 楽あって、苦労ばかりの骨髄検査

 土曜にスイミングと子供会、日曜には晴天の下で蒲田祭、月曜は午後にスイミング、そして昨日は鹿島のクラブハウス…ここの所、お出かけの連投中の息子であるが、朝はキッチリと起きてラジオ体操に出かけている。なんとも夏を満喫しているではないか。絵日記を描かせたら連日、ネタには困らないことだろう。来年は小学生、こんな行事の連続が来年だったらよかったのに。

 それにしても昨日は、中田のサイン会…夢のような一日だった。で、楽あれば苦あり。今日はこの天気の悪い日に骨髄検査なのであった。どうして白血病外来の日というのは、天気が崩れるのだろうか? 先生が雨男なのかな。(自分は昨年の沖縄で晴れ男に変身したのだ)しかもよりによって骨髄検査の日に、だ。

 いつも予約時間に来ても長く待たせられるので、時間ギリギリに行ってみれば先生に急用があって「時間通りに来てください」と怒られる。で、余裕を持って来れば待たされる。こんなことの繰り返し。相性悪いなぁ。

 とはいえ、骨髄検査前に嫌な雰囲気になるのも嫌なので、この日は予約時間前に病院に到着。外から院内に入ると寒かった。そんな寒い院内の待合室は、椅子が空調機の近くにあるので更に寒い。しばらく座っているとクシャミがでる。見渡せば待ってる患者、全部がクシャミしたり鼻をすすっている。冷房、利きすぎ。それとも内科だけに風邪の患者か? 寒い場所に風邪ひきさんと一緒にいるというのは、これから骨髄検査を控えた元・白血病患者としては我慢できないのだが。

 待ち続けていると後から来たジジイが、看護婦さんに「根橋先生の受診なんだが」といって直接、カルテを渡した。なぜにカルテ置き場でないのか。少しすると、そのジジイは先に受診することに。あ? なんでだよ。

 待合室にいるジジイの家族が、廊下を通る白衣の先生に呼びかける「あ、院長先生。今度、主催するゴルフコンペに参加しませんか。ご都合がよかったら、ぜひとも参加して頂きたいのですが」だと。院長となんかと親し気に話すご身分とはいえ、順番は守れよな。なんか元気そうだったじゃん、こっちは骨髄検査控えてドキドキしてんだから、早く終らせたいのに。

 それまで離れた場所にいた家族が、何故か近くに座ってきた。「おジイちゃん、遅いね。検査なんだから早く終るんじゃなかったの」という孫。思わず睨んでしまった。どこが悪いのか知らんが、ジジイの診察の長いこと。30分を超えていた。…長生きしろよ。

 寒い待合で1時間近く待たされる。鼻が壊れ、クシャミが出る。胸に針を刺してる間にクシャミしたらどうするんだ!

 やっと順番になる。ベットに案内されるが、なかなか作業が進まない。おかしいと思っていたらカルテの名前から、相手が女性だと勘違いしてた看護婦が女性が来るのを待っていたというのだ。俺だよ、俺。

 先生が胸に麻酔を打つ。手ごたえで分かるのか筋肉が少なくなって脂肪が多くなったかなと指摘される。…当たりじゃ。

 ここは大学病院ではないから、これまで先生の研修というのはなかったが、今日は新人看護婦が見ている。新人、といってもかなりの高齢の人だったのだが…。胸に麻酔を打ち、採取用の針を刺し、と作業を見ながら何度も「私なら、こんなこと耐えられない」などとひとり言?をかます。少し黙ってろ!

 砂袋を胸に乗せながら30分横になっているのだが、くしゃみが出そうで気が気でなかった。響くんだよね。…冷房、なんとかしてもらいたいものがある。


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