| 2004年06月02日(水) |
社長秘書は眉毛がお好き |
土曜からの暑さを考えると、急に気温が下がる。
本日の議題は『自己推薦状の書き方』と『ビジネスマナー』何をいまさらと思いつつも、昨日のように目から鱗を期待してみたのだが…。
書状の書き方で統一したいのは、西暦か和暦か?ということ。まぁ、ふつうは和暦で統一するのが一般的ですね、と講師。ここに異を唱えたのが斜め前に座っている(通称)マダム。只者じゃないという概観のそのババ○は、今までかなりのキャリアを持っている(らしい)。嫌味なくらいに自慢していた。
「外資系の企業に応募する際は?」…まぁ、大きな企業であれば外国人も絡んでくるので西暦ということもあるのでしょうが、そういう場合は自分で判断をしてみて下さい。すると「研究所とかに応募する場合は、研究所さまとするのでしょうか」と言い出す。そんなところに応募(っていうか公募してんのか?)する人はあまりいないと思うのだが。
もういい歳こいたババ○だけあって、話がしつこくって、この西暦か和暦か、そして研究所などへの応募方法の質問を何度も何度も繰り返し、教室内を15分も固まらせてしまった。講師も付き合って同じ回答を何度も繰り返してるし…インテリというのは、自分勝手で空気を読まないものである。またオジさんが昼寝してしまうぞ。
講義もこれで三日目なのだが、講師は必ずといっていいほど『55・38・7』という数字を使う。面接などで初対面の人間から受ける印象の数字だそうで、目から入る容姿などが55%、耳から入る声などが38%、その他が7%となるそうだ。ってことで、外見はしっかり整えることが必要、という話の流れになるのだが、前出のインテリが突如「私、そんな話を聞いたことはありませんわ」と言い出したので、イチから説明を受けることに。講師も「あれ? 他の人間から説明ありませんでしたか。知ってる人は手を挙げて」と言って教室のほとんどの人間が挙手しているのだが、インテリ一人の勘違いだと思わないのかしら。
だもんで、(講義を聞いてなかった)インテリさんのためだけに同じような説明が繰り替えされることに。あんた講義中にメールとか(お喋りとか)の内職してるから聞き逃したんじゃないの? と思っていたら話半分のところで「あ、55・38・7ですね。思い出しましたわ。おほほほ」だと。しかし、講師は「せっかくここまで説明したんですから」と、親切にも最後まで説明を続ける。するとインテリさんは「(隣のオバさんに)…なんで同じ説明をクドクド聞かなければいけないのかしらね」ときた。誰のせいだよ。たぶん、この人にストレスという文字はないのだろう。
で、結局、何が自己推薦状の書き方なのかわからなかった。
続いては『ビジネスマナー』ということで、初日に見かけた夜の蝶が登場した。さすがにあの時のような対・役人接待用の衣装ではない。グレーで地味なビジネススーツの見本みたいな衣装である。夜の蝶がネズミになったみたいだった。
なんでもこの方の肩書きは社長秘書! 社内でマナー教育もしているというので、姿勢にはうるさい。面接用の姿勢で講義を聞いてない我々に(そんな姿勢を1時間も続けろってか?)、途中でキレ気味になる。この間の副社長といい、我慢のできない職員が多い会社であること。こんなカルシウムの足りない人が人事を担当しているとロクなことはない…と思う。
講義の前半は、またも「55・38・7」であった。もうマダムのおかげで耳にタコが出来るくらいに聞いとりますがな。講義の途中で社長秘書は、キャリアカウンセラーの資格を持っていると自慢する。(そんな私からしてみれば)最近の面接の傾向としては、とにかく姿勢と相手への好印象が大切。最近はビデオで(自分の面接風景を録画して)チェックを入れるのは当たり前。顔色のメンテナンスも必要なのよ、と。化粧も出来ないような男は面接に通るわけがない! 眉毛のお手入れ、書き方ひとつで私は落とします、とのこと。
面接で他の人はいいといった人も、私は(眉毛が? 化粧が?)嫌だったから切ったこともあります。…どうしよう、化粧なんかしたことないぞ。
っていうか、昨日と同じことだがやはり最近の面接は『運』次第なのね。そういうことを言いたいのか?この会社は。そんなら一週間、意味ない講義だよなぁ。
「以前、JTBの若い社員だったんですけど、今でも会った時の眉毛だけが気になっています。それほどに(眉毛は)重要なのです。私は、さすが有能な会社の社員は眉毛が違うと思いました」って、あんただけじゃないの? よほど若い社員が格好いかったのか、眉毛フェチなのでしょう。さすが(この会社の)社長秘書は目の付け所が違う!
最後に社長秘書は、こんな例え話を披露してくれた。
「採用は一人だけなのに、二人の候補が残りました。仕事ができないけど人柄の良いAさん、仕事は出来るけどチームの和を乱すことのあるBさん。こういう場合、私ならAさんを雇いたいと進言します。そういう時代なのですから」と、何故か自分の好印象アピール作戦をしかけてきた。…それにしても真実味のない例えである。眉毛ひとつで人を落とすような夜の蝶が、人柄なんか重視するかぁ? そもそもなんで仕事出来ない人を企業がわざわざ雇うんだよ。漫画じゃないんだから。誰に向かって好印象をアピールしてんだ?この人は。
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