元・白血病患者の日記
 

2005年03月11日(金) 本当に二泊三日でした。(でも事実上、一泊二日でした…いいのか?)

 9日の夜に(病院の布団のせいで)汗だくになったままなので、頭を洗ってもらう。考えてみたら、前回の入院時には一気に頭髪なくなったので、頭なんか(病院で)洗った記憶ないなぁ。

 外は雨。人が退院をするという日にいきなり降ってきた。それまでの二日間は春の陽気であったのに。果たしてどんな格好をして外に出ればいいのでしょうかい。

 見たことない先生が傷口のドレンを抜く。見た感じ、俺より若いのに態度デカイ。別にそれほど若くないんですけどね、ワタシ。今回も昨日の時もそうなのだが、触った後で「血はほとんど出てないねぇ」と、どの先生も言う。それって、この管がちゃんと中に入ってないからでは?(後日、消毒のために嫁さんに傷を見てもらうと、明らかに力を入れすぎという縫い目がいくつかあるという。この縫い方を見た先生は異口同音に「ちゃんと縫えてるね」と言っていた。これは明らかに「力入れて縫いすぎだよ」と言ってるようなもの。心配をさせないような言い方であるが、「血はほとんど出てないねぇ」という言葉を鵜呑みにしてはいけない…と思う。だってかなり深くまで切ってんだから)

 たった二日ではあったが、外への欲求というのは高まった。同じ退屈でも、部屋に漠然といるのとでは、あきらかに違う。なんか、やる気っぽいのが出てきた感じ。いやあ、白血病から退院して、このエネルギーを持ってる時に色々なことが普通に成功してればねぇ。

 退院の時間(14時予定)まで暇である。白血病で入院してた時のラスト近く、研修医に「一日、何もすることなくって、どうやって日を過ごしてんですか」と質問されたことがある。あの時は、慣れきっていたが、すいえばどうやって一日を過ごしてたんでしょ。今回みたいにゴールが決められてた入院じゃなかったもんな…パワーあったよね。

 入院時(9日)の昼飯の残りのアンパンが袋の中で変な汗をかいている。どうしようと思っていたら、昼飯はパンだった。食パンが2枚。うち1枚はブドウパンなので、これを子供への土産!にして昼にアンパンを食う。(食パン、あんがい美味かった)

 先生に部屋で療養してる時の消毒の方法を聞き、無事に雨の中、退院。なんとも慌しい入院であった。しかし、繰り返すようだが、どの医者も異口同音に「かなり深くまで切りましたから」と言っていたのに、一泊しただけで退院していいのかね。

駅に通じる階段で何かが足りない気がしたので、再度病棟へ戻る。軟膏は渡されたが、傷口の消毒液がないのだ。処方箋かと思ったが、それもないので聞いてみたら出し忘れていたんだとか。…もう。

 傷口を心配しながら、電車で帰宅をする。やはり雨が降るだけあって、とても寒かった。しかし、本当に前日の手術なのに退院などしていいのだろうか?



☆『去年の俺』は、5月中旬の陽気にビックリしている。一週間後には桜の開花だとか。…この夏の猛暑を予言しているかのようである。お陰で05年の花粉は半端ではないのである。ちなみに子供は卒園遠足であった。


 < 過去  INDEX  未来 >


孫悟空 [HOMEPAGE]

My追加