元・白血病患者の日記
 

2005年12月14日(水) 弱気のムシというか、イジケのムシというか

 今日も背広のアル。2時に面接先の人と会うらしいが、それにしては出発に余裕をこいていた。「まぁ、この間の応対でほとんど決まってるんだけどね。こっちの方が優位な立場だから、少しくらい待たせててもいいんだよ」ということらしい。強気だね。うらやましいね。
 
 休み時間、キノ先生に午後は何をやるか聞く。立体図の練習だというので、少しホッとする。課題だけもらうが、見ただけでは何だかよくわからない。しばらくするとアルが呼びもしないのに座席に近づいてくる。後方の席ではSEED佐藤が相手をしてくれないのか、誰かに話をしたくてたまらないようだ。いや、卒業おめでたい。3月まで勉強をしたいなどという我がまま言わないで、さっさと卒業をしてくれないかしら。

呼びもしないのに、ここにウネが強引に割り込んでくる。

「午後って、何をするんですかね」と。プリントだよ。

「やっぱり派遣って不便ですよね」と。耳にタコが出来るくらいに聞かされましたって。

「年収600万か、やっぱり男の人ってだけで違うんですね」と。個人の能力であって、別に男女は関係ないと思うんですけど。ヤクザとピグモンという組み合わせが最悪だと思っていたが、アルトウネという組み合わせのインパクトも結構なものがありました、と。

 ダラダラした時間が流れ、やっと残り15分というところでキノ先生は立体図の問題を配布する…。窓際の連中は、誘い合ったかのように教室からいなくなる。ウネもトイレだかなんだか知らぬが席を立ち、そのまま消える。いい大人なんだから、チャンとしましょうよ。

 本日は外来日。飯も食わずに駆けつけて検査を進めたのだが、結局、診察終了時間は1時半になった。その間、風邪引きが多い待合でNHKの強度偽造建築物の承認喚問を見る。午前中、姉歯は出席をしたらしい。かなりぶちまけたらしいが、午後の喚問はあまり面白くなかった。自民党にイトウちゃんと同じくらいの覇気の無さを感じる。

 やたら遅い昼飯になった。せっかく午後に抜け出せるので、久しぶりに蒲田の安いバイキングでもと午前中から楽しみにしていたのだが、目の前で「閉店」の札を出されてしまった。…タッチの差で時間が足りなかったみたい。

 毎年恒例の?干支のパズルを探しに蒲田に出てみる。2400ピースのものは2つ残っていたが、1000ピースは一つしかないので即決。早く取り掛かりたいのだが、ネジの試験が片付くまでは駄目だろうな、きっと(←当たり前だ)。

 飯の時間が遅かったからか、何か疲れているのか、ジムの前まで行きながら戻る。病院に長くいると、体調こんな感じになる。やはり抵抗力ないんだね。
今日は台所の補修があるとかで、嫁さんも午後休み。子供と、その友達をスイミングに行かせるという。3時になったので出かけていると思ったが、駐車場で三人揃って遊んでた。こっちは昼飯と逆で、時間が余ってしまった。格好悪いので背中を丸めながら近所をウロつく。 

 クロネコメール便で不採用通知が届く。別に期待はしていなかったが、午前中のアルの件があるだけに軽くショックを受ける。いいタイミングだなぁ。こっちは一生懸命なんだけどね。なんか煮えきらないので、工事中だというHPを見ようとしたら、接続が不可能になっていた。…こんな会社からもNG出されるんですかい?(編集会社で、HPの作成もしてる、そんな募集をかけてきた会社。それなのに、自社のHPが工事中ってどういうことでしょ)適当な会社なのに不採用、まだ続く病院通い、弱っちまった体と気持ち…なんか凹む。

 子供がパズルの図柄に興味を持ったので(戌年のは犬と鬼子母神)、寝る前に軽く鬼子母神の話をしてやったのだが、子供の守護ということで不動明王にまでなり、やがてデビルマンになり、話は結構長くなった。子供と話をして、少しだけ気持ちのトゲトゲは取れた、かな。(4・22)


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