元・白血病患者の日記
 

2006年01月02日(月) 正月早々の雨の中、さぎ沼へ

 あるイベントのため、鷺沼という知らない場所へ。こういう日に限って冷たい雨。しかも嫁さん、昨日の休日出勤で体調悪いので子供と二人で雨の中、まず渋谷まで出る。ハチ公がどんなもんか説明し(クリスマスの一件があるので、まだ子供との会話もたどたどしい)、銅像を見に連れて行くと、目が完全にイッチャッタ人に睨まれ、子供がビビル。…なんかの病気か、宗教関係の人なんだろうなぁ。正直、俺も怖かった。なにも子供をピンポイントで睨まなくても。手出しはしなかったが、下手なことをしたらそれなりの対応はするつもりだった。いや、渋谷は怖い。

 時間に余裕があると思いつつ、先へ先へと急いでみればかなりの行列が出来ていた。列には公式のベンチコートを着た連中が多い。さすがマニア。よく練習場で見かける富士通の人もしっかりと夫婦でいた。あんた、市民ミュージアムで引き当てたからいいじゃないの、と思うのだが。

後ろに並んだ人が「4人で来たから、もし全員が当選したら強制的に買わなきゃいけないのかな」などと抜かしていたが、勿論のこと、クジの操作は事務局の人が意図的に行っているので、そういうことは絶対にないのであった。こちとら市民ミュージアムで痛い目にあってるんだ…若いわね。

一人一枚という触れ込みであったが、確認をする術もないので何度も並ぶ人がいた。正月というこの時期、この時間帯、そしてこんな雨の中に偶然、フロンターレのベンチコートを身にまとった人がさぎ沼に何人もいるもんでもないだろう。…いや、フロントもいい加減なものである。

ネットで転売目的にユニが売られているので、そういうことをしないという了解の元、販売を行っているので、もしそれに反して販売行為を見つけたら今後、福袋の販売はしない、ということだがネットを見れば、どう考えてもほやほやのユニが出品されている。なぜに売買をしたものの取引を規制するのか意図不明だが、そうまで脅しをかけているのなら徹底的にやらないと不公平である。(本当の不公平は、8日に味わうのであった)

当選が昼というので、それまで暇だなぁと子供とウロウロしていると、麻生に引っ越したというコタロウ一家に声をかけられる。よく、人目でわかったものである。ご夫婦、それからコタロウに親戚の子供まで動因していた。いいなぁ、川崎市民は。

 玩具売り場で見本のテレビゲームをするのだが、我が子ながら音感のない奴だなぁ、と。動きがトロい。児童館でみんなと体を動かしていないからである。もう!
本屋で「オリエント急行殺人事件」を買わされる。子供が自分で読むのではなく、読み聞かせの活字だけなら目の負担にもならないか。

 待ち時間がかなりあるので視力検査をしてもらったら、間違いなく0・2〜0・4だという。この間の眼鏡屋よりも色々と検査をした結果である。困ったもんだ。
 14時からは、一回500円でガラガラ籤があるという。これにも長蛇の列が出来たので並んでいると、綺麗に家族単位に一袋という感じで当選しているのがわかる。ま、これでいいのかな。しかし、どいつもこいつも中身の確認をしている。家に到着するまで待てないのかしら。ガラガラは、500円の割りに品物がアレなので子供に説明をしたら「お金、もったいないものね」と断念してくれた。賢いのぉ。

 てっきり電車しかないのかと思っていたら、バスで武蔵小杉まで出られるという。停車してたのにすぐ乗り込み、延延と走る。…どんな場所まで来てたんだ、俺ら。想像してたよりも長い時間、バスに乗っているので子供の様子がおかしくなったので途中下車。

 川崎に到着し、子供は再燃したムシキングをやる。ナルト、恐竜キング、ラブ&ベリー…ゲームセンターは変な熱気で満ちていた。強いカードを持った子供がいたのか、2回やるといったうちの子供が戻ってきたのは、1時間も経ってからだった。…こっちが今度は人酔いしてしまった。

 中身は賞味期限の切れたVSボルトン・ワンダラーズとのTシャツ、タオルマフラー、変なマスコット、携帯ストラップ、携帯マスコット、自動車用のマスコット、引退した某選手のうちわ(2枚)、05年カードケース(×2)…ううむ。ホームユニではあるが、まさか襟がついているタイプとは、ね。でも封を開けたら長袖なので良しとするか(ネットで調べたら高校時代の経歴は凄い人であった。今は何をしているのだろうか。プロ・スポーツとは過酷だねぃ)。

 戻ってきてからは、ズッと本(オリエント急行殺人事件)を読まされる。登場人物多いけど、子供はついてきてるかな?

 2日、3日と続けて戌年企画(?)としてTBSが八犬伝を放映する。実はこの日に間に合うように読み終えた八犬伝であり、子供は必要以上に楽しみにしている。本日、放送の前のバラエティー番組「東京フレンドパーク」に出演者が登場していた。「この人は誰役?」と子供が聞くので、志乃、毛野などと教えるのだが、道節に関しては「絶対に違う!」と譲らなかった。よほど、イメージとギャップがあったのだろう。…道節は法師の格好をしているので、これでもいいと思うんだけど厳しい小学2年である。



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