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2002年12月09日(月) 雪の朝

    久しぶりの雪だった。
    子供の頃のような嬉しさはなかった。
    無邪気さや、素直さや、優しさもなかった。
    ただ白く、いつもとは違った朝だってことぐらい。
    年を取ったせいではなく、素直に感動できない自分のせいだった。
    
    それは日常のシガラミだとか責任とかで・・・。
    もうすぐ雪は雨へと変わり雪が溶けて
    ゆっくりとまた同じ朝に戻ろうとしている。


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