太陽の光が地面を照らしている。 先日に舞い降りた雪は溶けて消えてしまった。 一瞬にして白の世界から灰色の世界へと。 太陽の光があたらない所には淋しそうに雪がひっそりと影を潜めいつ自分が消えてなくなってしまうのか不安そうにこっちを向いてる。 どこにも行きやしないさ、どこにも逃げやしないさ。 ゆっくりと春の訪れを待とうか? あの日作った雪だるまはどこに消えたんだろ? 溶けたのは君だけじゃなくて、 冷たくて暖かいぬくもりも消えたんだ。