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2003年03月24日(月) グレートーンの世界で

目覚めはいつも太陽の光を浴びて起きる。
何をやるでもない、おまけのような日の始まりだ。
こうして何年も同じ朝を迎えている。例え、雨の日でも少なくとも光は射してくる。
ここは私しか住んでいない。光と影が共に生きている場所、私の生活の場所でもあり、生涯最も愛する場所でもある。光と影の洞窟。
光は影があるからその存在が際立ち、影も光あるためにその存在感を増す。
光が射したら起き、影が迎えに来たら眠りにつく。
ただその繰り返し、ただその繰り返し。
ここで生きている意味など問わない。
光と影が共に生活するという意味しか存在しない。もし他の意味が存在するのならきっと死んだ後になって分かることだ。そんなこと今言っても仕方のないことで、それはそれで悲しくもあり、ココにいることを時に後悔する事もある。しかし、誰しも独りで寂しい生き物なのだ。だからと言って独りを望んだ訳でもないのだが・・・。
何も全てを捨てた訳では無い、光と影と生きていたいのだ。
そう、私は灰色の住人。光+影=灰色。グレートーンの景色。
例え遠い場所だとしても貴方とどこかで繋がっているように思います。


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