時として、この躰が凄く要らないモノの様に思えて仕方ない。 どうしようもなく必要がなくて、壊したくなる。 邪魔になる。全てを停止させてしまうのが一番だとすら思えてしまう。
そんな時はただ、ひたすら歩いてみる。何か考えているようで何も考えることは出来ない。その時の自分はすべてから孤立して「孤独」を味わうことをただ、追求する。
この肉体が重すぎて僕は飛べない。 この手は力がなさ過ぎて掴めない、何も。 この頭は不埒に入ったり来たりしている。
「生」とは個人、その人にしか分からない。故人になってからでは遅い。 どんなときに、何をすれば「生」を感じることができますか? 躰は何も反応してくれない。僕は苛立って仕方ない。
躰の中心にある心だけがヤケに熱くなるのを僕は抑えることが出来ない。
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