ねろえび日記
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ルーブル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ 主目的は同じ館(京都市美術館)で開催中のマグリット展なのだが、こちらのほうが混みそうだったので、まず先に入った。 キレイだけど退屈かもしれんな〜と侮っていたわたくしをお許しください。
初っ端のコーナーのジョセフ=マリー・ヴィアン作「アモルを売る女」にドギモ抜かれたワ〜。周囲の人々が冷静なのが不思議で不思議で。 アモル=クピド=キューピッドなのだけど、それを籠に入れて売りに来ている図。羽根を摘んでぶらぶら〜。 キューピッドを売るの? てかどこでどうやって捕まえた? 女がまたフツーの姿、野菜売りとかみたいな。朝採りアムル? 籠に蓋がないけど羽根があるのに飛ばないの? 1羽(1匹?)ぐったりしてるし。こういう図柄って流行っていたの? 他にも同じ題材の作品があるのかしらん、気になる。おもしろすぎる。 気になって調べてみた。ふむふむ。ま、自分で勝手に想像してるのもオツだった。
あと印象に残ったのは、 一応目玉作品のフェルメール作「天文学者」 「狩人としての画家の自画像」「物乞いの少年」「サテュロスと農夫」「割れた水瓶」「象狩り」「猿の画家」などなど。 抜歯屋は「スウィニー・トッド」を思い出した。
おもしろかった!
次は隣のマグリット展。 前に来た時も観たなあ……。変わらず好きだ。 以前の図録や200枚くらいポストカード持っているけど、初めて観る作品も沢山あって、あー楽しかった。 「アルンハイムの地所」の卵2個か3個問題(絵とキャプションが合ってない)が気になったけど、調べて解決した。
キーヤンコレクション 檜舞台 琳派ロック あーはいはい、楽しそうね←ご本人が。
ART×絵本 絵本だから綺麗で楽しい絵がほとんど。 ショーン・タン、モノクロで精緻で可愛い、かなり好みの画風。酒井駒子、荒々しいタッチで可愛い。
ぶらぶら美術・博物館 うらめしや展、おもしろかった。圓朝コレクション中心としたお化けの絵。 松岡映丘の「伊香保の沼」で締め。おお〜。
経世済民の男 小林一三 前編 なかなかのひどい男(社会人としても会社員としても男としても)なのに、妙に憎めない一三、サダヲがいい感じに演じてました。阪急電車って身近だから気になる。
おばばが、一三のことを貧乏ではない貧乏くさいと言い放った場面、よかった。
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