ねろえび日記
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2015年09月04日(金) 展覧会はしご

ルーブル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ
主目的は同じ館(京都市美術館)で開催中のマグリット展なのだが、こちらのほうが混みそうだったので、まず先に入った。
キレイだけど退屈かもしれんな〜と侮っていたわたくしをお許しください。

初っ端のコーナーのジョセフ=マリー・ヴィアン作「アモルを売る女」にドギモ抜かれたワ〜。周囲の人々が冷静なのが不思議で不思議で。
アモル=クピド=キューピッドなのだけど、それを籠に入れて売りに来ている図。羽根を摘んでぶらぶら〜。
キューピッドを売るの? てかどこでどうやって捕まえた? 女がまたフツーの姿、野菜売りとかみたいな。朝採りアムル? 籠に蓋がないけど羽根があるのに飛ばないの? 1羽(1匹?)ぐったりしてるし。こういう図柄って流行っていたの? 他にも同じ題材の作品があるのかしらん、気になる。おもしろすぎる。
気になって調べてみた。ふむふむ。ま、自分で勝手に想像してるのもオツだった。

あと印象に残ったのは、
一応目玉作品のフェルメール作「天文学者」
「狩人としての画家の自画像」「物乞いの少年」「サテュロスと農夫」「割れた水瓶」「象狩り」「猿の画家」などなど。
抜歯屋は「スウィニー・トッド」を思い出した。

おもしろかった!



次は隣のマグリット展。
前に来た時も観たなあ……。変わらず好きだ。
以前の図録や200枚くらいポストカード持っているけど、初めて観る作品も沢山あって、あー楽しかった。
「アルンハイムの地所」の卵2個か3個問題(絵とキャプションが合ってない)が気になったけど、調べて解決した。



キーヤンコレクション 檜舞台 琳派ロック
あーはいはい、楽しそうね←ご本人が。



ART×絵本
絵本だから綺麗で楽しい絵がほとんど。
ショーン・タン、モノクロで精緻で可愛い、かなり好みの画風。酒井駒子、荒々しいタッチで可愛い。



ぶらぶら美術・博物館
うらめしや展、おもしろかった。圓朝コレクション中心としたお化けの絵。
松岡映丘の「伊香保の沼」で締め。おお〜。




経世済民の男 小林一三 前編
なかなかのひどい男(社会人としても会社員としても男としても)なのに、妙に憎めない一三、サダヲがいい感じに演じてました。阪急電車って身近だから気になる。

おばばが、一三のことを貧乏ではない貧乏くさいと言い放った場面、よかった。


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