独白「文字式」
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2002年05月08日(水) |
見所(ぽえむばざーる編3) |
今回のぽえざる参加に備え、初めて 詩誌、というものを作ったのであるが、 作っているときの気分としては、 ベストアルバム、を作っているような感覚であった。 タイトルからして「定本 文字式」 自分のHPの名前を大いに借用しているわけであるから、 代表作を盛りこもう、と印刷する詩選びにも力が入る。
でも、「代表作」をって考え方で自分の詩を 選ぶのは、なかなか難しい作業であった。 HPに載せている詩は、思いいれの強い詩であり、 どれもなかなか捨てがたい。 あんまり昔に書いたものを採用するのは、 今の私を見て!って観点からはフェアじゃないかなあ、なんて ことも考えちゃったりすると、なかなか決定しない。
そこで、編集コンセプトを取り入れることにしたのである。 で、ちょうどそんなことを考えているときに、 「練り物だいすきりっとさん」という紹介をされたり、 チャット中も「食べ物の詩が多い」という指摘があったため、 食物をキーにしようと決めたのである。
しかも食物の中でも、 苺、とか、檸檬、のようなピュアでナチュラルでない加工食品を軸に、 夜中の2時まで詩の選択作業は続き…。
で、とうとう 「定本文字式 加工食品の夜」は完成したのである。
ここで、加工食品の夜のアピールポイントを記載する。 ・友人との詩のやり取りをしていた時の、一番のお気に入り「蓄肉」掲載。 ・ HPで実施中の企画「架空の街 K市」からも、初出「日曜日の情景」 を含む5作品掲載。 ・「りっと式ぽえむ宣言」とも言える「8Fポエム売り場」掲載。 ・もちろん「笑いハム」「壱円婦人像」もあるよ!
こうして、印刷 at キンコース、 完全内作手作り詩集を携え、 大阪に向かうことにしたのである
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