独白「文字式」

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2002年05月11日(土) 空に浮く(ぽえむばざーる編6)

5月4日、夜、小雨
大阪のデパートの屋上にある観覧車に乗りこんだのだが、
ビルの上部分が凹型になっていて、
窪んでいる部分にその観覧車は設置されていた。

というわけで、動き出して90度ぐらいまでは
ビルの壁しか見えないのだが、そこを越えると、
大阪の街の景色が、ぶわっと視界に飛びこんでくる。

高速道路の街灯が一列に連なっていて、
光の線を描いているのが見えたり、
ごちゃごちゃした集落の灯りが見えたりと、
非常に綺麗だった。けど、それ以上に、
背筋がぞくぞくとした感覚を味わったのが新鮮であった。

観覧車のゴンドラ部分は、四方ガラスばりであるから、
360度ぐるりと見渡せる。
観覧車の骨組は見えるものの、
その他に自分を支えているものは何もない。
まるで、カプセルに詰めこまれて、
空に放り出されたような気がしたのである。

170度くらい回転した所で、
ちょっと怖くなったので上を見てみたのだが、
赤いカプセルが赤い骨組みに支えられて、
さらにさらに上がっていく様子が目に飛び込んで、

まだ自分たちも上へ浮きつづけるんだ、と思うと
かえって、ぞくぞくっとした。

きれいで、ぞくっとして。
観覧車はお薦めである。

で、観覧車に乗り終わった後は、
お好み焼き屋でご飯を食べたり、お茶したり、
一杯呑んだり、そこでnyoroさん、mymulaさんと合流したりと
夜はまだまだ続いたのであった。

なお、その長い夜に関しては、
お好み焼き屋で、偶然横はいりに成功したり、
ソースを早く塗りすぎて怒られたり、
ぐるぐるお茶する場所を探したのに、結局は大丸の上に行ったり、
その道中でお初天神にお参りしたり、
アイス食べたのにまた飲んだり、
合流してからも盛りあがったりと、いろいろあったのだが、
もうそろそろ当日編に入りたいたいので、
詳細をご希望の方はご連絡いただきたい。

2日ばかり家を開けるので、
火曜より当日編に入る予定。


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