独白「文字式」

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2002年05月17日(金) 欲望バス(ぽえむばざーる編7)

(前回の日記を受けて)
予定より3日遅れて、当日編スタートである。

ぽえざる当日。
5月5日は実に良い天気だった。
東京から来たご一行は、眠くてまぶしい目をこすりつつ、
会場の平安女学院に向かった。

体調を崩されていたmymulaさん、
仕事を抱えていたnyoroさんの横で
つい一人ハイキング気分が押さえきれない。
大阪駅から高槻駅まで向かう車中も、なんだか日差しがのどかで
思わずおりそびれそうであった。

で、駅を降り、軽く道に迷いそうになりながらも、
「平安女学院行き」バス停へ。
(この時、正しい道を教えてくれたのに、自分の無知を棚に上げて、
つい、「バス、ないじゃん」と心の中で罵ってしまった
おばあさんのことについて反省する)

バスの発車時間までかなりあったので、のんびり待つ。
祝日の学校行きバス。
普段の祝日だったらまずはガラ空きであろうバス停に
人が一人、また一人と集まってくる。

おそらく、いや確実に
詩人であろうと思われる方がいらっしゃる。
その一方で、
若々しい女子大生もいて、
このコントラストはなんだろうと不思議であった。
(この謎は後で解けるが詳述は後日)

普段の生活ならば、
私対女子大生の対決は、違和感度で私の完勝なのだが、
バス内の全てが「ぽえざる」に集約されるとなると、
また話はかわってくるであろう。

と、まあ、それはともかく
微妙なバランスを乗せて、バスは
緑ふかい方向へと進んで行くのであった。

それにしても
5月の若葉は瑞々しいものである。
えいや、っと旅出ちを決めて良かった。


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