独白「文字式」
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2002年05月26日(日) |
微妙なお年頃の主張(ぽえむばざーる編14) |
微妙なお年頃の主張(ぽえむばざーる編14)
ぽえざるがはじまって1時間強。 商売も軌道に乗り、少し余裕が出た私は、 他にどんなブースがあるのかと散策をはじめた。
老若男女いろんな方がいらっしゃったのだが、 結構学生サークルが見うけられた。 4、5人くらいで参加していて、 ブース内はなごやかそうである。
そんな様子を横目で眺めつつ、 ぶらぶら歩き回っていたのだが、 どうも、だれからも声をかけてもらえない。 しょうがないから、自分から近寄って行って、 「見させてもらってもいいですか」と 声をかけて立ち読みをする。
立ち読みをしていても、 売り子さんは私に話しかけたり、注目したりせず、 そぞろに横を向いたり、 友達とお話をしたりしている。
おかしい。
何で、ばざーるなのに、 私に本を売ってこようとしてくれないのか。 (声をかけなきゃ通りすぎちゃう事もあるだろうに)
何で、お客様なのに、 私から頼んで本を見なくてはいけないのか。 (どうぞ、見てってください、って言うのが筋だと思うのに)
何で、せっかくの縁でやってきたのに、 なんだか無視されなければいけないのか。 (お客を前にしてよそ見しないで欲しいのに)
ううむ、やっぱりおかしいぞ、と、 すでにこのときに目覚めていた商人の血が、 不満と不思議でざわざわとしていたのである。 (たった1時間くらい前は、 岡村さんに俳句のアピールをされて、 「買わなくちゃいけないプレッシャー」で ブルーになってたのに、不思議なものだが。)
で、上記傾向は、サークル内でも結構多くいた、 学生(=若者)サークルに見うけられる傾向が 強かったような気がするのである。
不満と不思議でざわざわしながら、 もっと、若者はぎらぎらしていてもいいんじゃないのか。 と、主張したくなったのであった。
明日はこの主張を展開する予定。
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