独白「文字式」
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2002年05月30日(木) |
論点整理の夕暮れ(ぽえむばざーる編15) |
若者はぎらぎらしててもいいんじゃないのか。 などと、いい加減なことを言って、 つい数日経ってしまったが、 (実は先行きをあまり考えていなくて、苦労した) 要は、「俺がポエムで奇跡を起こす」くらいの 熱いオーラがもっと会場にうずまいてほしかった、 ということなのである。
なんでそんなことを主張するかというと、 前提として、詩の同人誌即売会という、 詩を通じて、心を動かしたい人が 集まっている状況なのである。
で、何かしらの衝動があって 足を運んでいる人に対して、 しらっとしてたら、 全体として、なんかつまんないなあ、って感じに なってしまうのではないのだろうか。
ところで、一つの意見として、 若い時はいろいろなことを幅広く学ぶべきであり、 そのためには、謙虚でなくてはならない。ってのがある。 たしかにそうなのだが、 その人のおもしろさ、を見つけられる人が回りにいなくて、 なかなか人からの理解を得られない環境にいる場合、 唯一、支えてくれるのは自分なのであり、 そのエネルギーとなるのは、自分の力量を過信する熱なのだと思う。
もちろん、 冷静になって自分を見つめなおすことは重要であり、 状況によっては、自分を過信することが、 自分の道を狭め、人を傷つけることもあるであろう。
でも、だからこそ、 この、詩の即売会という特殊な環境の中では、 熱くなってしまってもいいのだ、と思うのである。
この際、作品の良し悪しはおいておこう。 仮に、自分の書いているものに対して堂々としている人に、 つまらんものを売りつけられても、 「これでかよ」って笑えるじゃないですか。 (毎日訪問されて、売りつけられたら腹も立つが。 時には、冷静で謙虚も必要なのである。)
まあいいや。 はっきりと言ってしまえば、 詩の即売会などという尋常じゃない環境なんだから、 普通にしててどうするの?ってことであり、 1歩足を踏み入れた以上、 まちがう、と決めたらまちがえていて欲しい。 ということなのだ
ああ、このペースだと 6月に日記が突入してしまう。
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