独白「文字式」

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2002年07月04日(木) 諸君(後輩の演奏会を見に行く編6)

前回の日記では、
ステージ、そして、ライブ、の美しさと素晴らしさ、について
つい、とうとうと語ってしまったのだが、
演奏会を見に行くと、
曲を楽しむ、というよりは、
そのステージに立てることへの羨ましさが
沸きあがってくる。

しかもそのステージに立っているのが、
顔なじみ、勝手知ったる後輩たちだと、
その羨ましさも倍増して、
ますます、テンションがあがり、
語りモード(つまり先輩モード)に入っていくのである。

で、先日の演奏会後は
同じように集まってきたOBたちと飲んだ後、
語りが足りなくなって、つい、
同期の友人のお宅にお邪魔したのであった。

彼は、ちょうどその時、結婚を控えており、
まもなく独身寮を出ようとしている所であった。
その寮は、原則、お客様が泊り込んでは行けない所なのだが、
東京で飲んだりするときは、
自宅までのあまりの遠さと、人恋しさもあいまって、
よく押しかけたのである。

友人宅に押しかけ、焼酎瓶片手に
日本の未来について愁うのであったら
なかなかかっちょいい光景なのだが、

なぜか、なぜだか
やっぱり話すことはマンドリンなのであり、
しかも、もうとっくに卒業した
クラブの未来だったりするのである。

なぜ、そんなにアツくなるのか。
我ながらよくわからない部分もあるのだが、
個人的には、やはり、
音楽や合奏がおもしろかったのであり、
卒業し社会にでてみて、はじめて、
その面白さの意義に気づいたため、
日頃のうっぷんとの反作用で
アツくなってしまうのであろう。

で、学生諸君に告ぐ。
マンドリン、といったマイナーで、しかも、
あんまりモテるような気がしないところに
うっかり足を踏み込んでしまい、
しまった、なんて思っているかもしれないが、
まあ、いまやっていることはオモシロイのだ
と思って、是非演奏会に
アグレッシブに取り組んでいただきたいのである。

さしたるオチもなく、
またなんだか語り口調になってしまった・・・。


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