独白「文字式」

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2002年07月15日(月) 先輩モードの風が去る(後輩の演奏会を見に行く編7)

さて、大変久々の日記である。
実は、日記を書くということについて、
あまり意識がまわっていなかったのだが、
先日の日記で登場した「同期の友人」が、
インディー、というハンドルネームで
掲示板に日記について書きこみをしてくれたおり、
その書きこみで、「ああ、後輩編まとめなばならぬ」と
思い立ったのである。

ところで、このインディー、だが、私がつけた彼のあだ名である。
なんでこのあだ名になったか、は
ショートコントを交えながら、臨場感ある説明をしないと面白くないので、
あえてここに書くのを控えさせていただくが、
もし興味がある方は、私にご連絡いただきたい。

そんな不可思議なあだ名のインディー君が
@インディから旦那インディに転換する時代が来ようとは
夢想だにしなかったことである。
それほど年を経てきたのだなあ、としみじみする今日この頃。

とまあ、本題からつらつらと離れているのは、
どうもすっきりと日記をまとめられないなあ、と苦悶しているからである。

このまとまらなさは、
演奏会を聞きに行く、というタイトルなのに、
肝心の演奏会について何一つ触れていないからであろう。
で、なぜ、触れていないかといえば
演奏や音を文字で評価する力量が無いため、
演奏に対する充実した感想が書けなかったからである。

演奏はきれいでした、マル
といったような、小学生の日記のような文章は
正直お見せしたくないのです。

と、いうよりも
そもそも、私は感想を書くのが苦手なのである。
というのも、情緒面でのっぺりしている部分があり(詩人なのに…)
感情の吐露にふさわしいボキャブラリーが極めて少ないからである。
すげえ、とか、おもろい、とか
ついこの2語で片付けようとしてしまい、
感想が生き生きしたものにならないのだ。
(私の詩に形容詞が少ない(ような気がするのだが)のも、
ひょっとしたら情緒がのっぺりしているからかもしれん)

ああ、また、話しがそれてしまった。

本来はいろいろなおもしろ、ほのぼの、ほろりエピソードなどを交えつつ
言いたかった事を述べて「まとめ」としたかったのだが、
最後、力をふりしぼって、
マンドリンオルケスター(特に後輩)に対して、先輩風を吹かして終わりにする。

オーケストラは美しい。
だから楽団員は美しさに負けないように、
ステージ上では、堂々と、自信満々でいないといけないのだ。
そして、自信満々のためには、
自分の出来る範囲での100%の練習が必要なのである。
マンドリンへの優先順位は低くてもかまわないので、
ともかく、出来る範囲での100%の力を発揮して欲しい。
技術の巧拙でなく、気持ちの良い演奏を望む。

これ、たぶん、わしがいつも酔っぱらって言っている事だよね。
(明らかに後輩が読んでくれてることを前提に)

実際、自分が学生時代にそこまで覚悟を決めて取り組めず、
どうも、それが、いまの社会人中途半端感をつくってるのではないか、といった
自戒を込めて記す。

変な日記(シリーズ)になってしまい、お詫び申し上げる。
次回より、リラックスエッセー風日記(週2回のアップだが)になる予定。


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