独白「文字式」

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2002年07月26日(金) 友よ、北へ向かえ(牛乳党がやってくる編3)

さて、遠足当日。
13時頃にシャワーを浴びて余裕をかましつつ、
待ち合わせ場所に向かう。

当日は晴天なり。
ああ、遠足日和だなあ、と思いながら、
待ち合わせ場所に向かうが、
それにしても暑いのである。
ちょいと歩いて汗がだらり。

プランニング時、この暑さを忘れていたのだ。

時間15分前くらいに待ち合わせ場所に到着、
ぞくぞくと人が集まってきたのだが、
やはり遠足、あんのじょう遅刻者が1名あらわれる。
あまりに激しい遅刻なので、その方は待たずに
工場へ移動した。

なぜ、彼は遅刻したのかといえば、
千葉県は東京の東にあるもんだと思いこんでいて
とりあえず東京から総武線に乗りこんで、
似たような名前の所で降りて、あらためてN市を探したそうなのである。

総武線は東へとひた走り、ひた走り、ひた走るが、
残念ながら、N市は北にあるのだよ…。

(ただ、こうやって書いてみると、
ひょっとしたら、なんだか急にのっぴきならぬ事情で遅れて
その照れ隠しでついた嘘なのかもしれんなあ、
なんて考えたりもする。)

さて、工場には見学コースが設置されているが、
そこはクーラーが効いていて大変快適である。
案内担当の方のおしりにくっついて、各製造工程を説明いただく。
基本的には、ガラス窓から、各製造工程を覗くのであり、
まあ、正直、「なるほどねえ」といった感想しか浮かばないような見世物なのだが、

人間、具体的な展示物には弱いらしく、
絞りかすが展示されているようなところでは、
「これは味がついているのか、ついていないのか」とか
「おつまみにしたら丁度良いのではないのか」等
党員の反応が一番あったのが面白かった。
(みんなおなかが空いていたのだろうか)

個人的にはもっと微生物マジックについて
丁寧、かつ驚きをこめて説明いただきたかった。

また、見学後に、ビデオの放映(主に製造工程についての説明)があった。
子どもにも楽しく見てもらうような工夫を、
とおそらく考えられているであろう演出がなされていた。
(魔人がでてきたり、クイズがあったり等)
で、どうしても、そういう演出って、妙な可笑しさを誘うのであり
党員もそれぞれ、ビデオの各場面場面で
「なんでやねん」ってつっこみをいれているようであった。

1時間ばかりの見学を終え、
いよいよ次の見学場所へと向かう。
僕らを待ちうけていたのは、眩しい太陽であった。
(つづく)


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