独白「文字式」
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2003年07月24日(木) |
大江戸回顧録(ポエケット編その1) |
今日の夕飯は鰻であった。ぱちぱち。まさに土用の丑の日に鰻なので、なかなか粋である。江戸っ子である。 で、江戸っ子といえば、先日、江戸東京博物館にて行われた「東京ポエケット」というイベントに参加してきたので、そのことについて記載したい。
そもそも「東京ポエケット」とは、詩集(等)の即売を通じて、交流を図ろうとするイベントである。今回、私が何をしにいったのか、というと、沼谷さんから、「今回のポエケット内に、ネット詩および詩のサイトを取り扱うブースがあるので参加しませんか」という話を頂戴したのを受け、マイパソコンを持参して、会場で当ホームページ「文字式」をアピールをしにいったのである。
ポエケット参加を決め、まず私が行ったのは、「名刺」の作成であった。いつもイベントのたんびに、口頭にて「こんにちは、文字式のりっとです」と自己紹介をしているのだが、ついハンドルネームが恥ずかしくて、語尾がもにょもにょとしてしまい自己アピールに欠ける。また、せっかくなので、自分のホームページを宣伝したいのだが、口頭では、なかなかホームページアドレスは伝えにくい。で、今回、多くの人に触れ合ってもスムーズに自己紹介が出来るよう、名刺の導入を決めたのである。
厚紙に印刷をして、名刺を手作りしよう、とも考えたのだが、そもそもプリンターをもっていないため、印刷をこっそり会社でする、といったようなそうとう手間のかかることをしないといけない。うっかり会社の人にみつかって、独立の為に名刺を作っている、と思われても厄介だ。そこで、名刺を印刷してくれる所探しからはじめたのだが、実にインターネットは便利で、ヤフー検索一発でオンラインで名刺作成ができる所を見つけられたので、そこに発注をすることにした。
その印刷屋さんには、いくつものデザインの雛形があり、必要事項と希望デザインをメール送付すれば、あっというまに名刺案が出来上がってくる。 今、ちょいと印刷物関係の仕事をしていて、赤の濃度があーだこーだ、文字のポイントが14だの15だのと、いろいろ時間をかけてやり取りをしているので、そのスピードは新鮮であった。(それにしても印刷屋さんは、無数のお客さんに対して、細かく印刷物の仕上がりをフォローしてくれているので、大変な仕事だなあ、としみじみ思う。)
さて、名刺が出来上がり、肝心の展示物である。が、そもそも今回は売り物を作らない予定であったため、正直、「ポエケットのために特別企画を!」って盛り上がりが自分の中に沸き起こらなかった。そこで、なんの工夫もせず、まさにパソコン1台持っていって、単身会場に乗り込んでいったのである。 (つづく)
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