独白「文字式」

INDEXpastwill


2004年01月18日(日) 航海記について

こんばんは。お元気でしょうか。
最近いささか仕事が忙しくてくさくさしています。
残業して、会社の飲み会に備えたりして。
で、あんまり腹が立ったんで、ついサイゼリアで飲んでしまって、書きかけの詩「航海記」を書き上げたのだ。

そもそも、航海記ってタイトルでなにか書きたいなあ、とは、ずっと思ってたのだ。私の好きなマンドリン曲に「高丘親王航海記」という曲があって、それをモチーフにしたかったのである。

そもそも「高丘親王航海記」は澁澤龍彦の小説のタイトルで、坂野先生というマンドリンの作曲家が、その小説を題材を曲にしたものなのだ。で、その小説のモチーフは何なのかなあ、と思って読んでみると、輪廻転生がテーマなのでは、って思うのである。人は何度でも人になって、何度でもかなわない夢をかなえようとするのだなあ、と。で、私も、何度でも夢をかなえたい、と思って、今回の詩を書きました。

僕が倒れても、僕の足が違う僕になって、夢に向かって走るのです。

で、マンドリン曲の「高丘親王航海記」も、アレグロで提示されたテーマが、激しい嵐を表現している音階を経て、コーダで復活しているのであり、まさに輪廻を象徴しているのである。そんなことを思いながら涙ぐんだりして。(ほんと、最近涙もろくなって、森進一を聞いても泣いてしまう)

ってなわけで、航海記を楽しんでもらうと幸い。

それにしても、仕事でむしゃくしゃしていたのに、詩を書き上げたら、すごいすっきりしたんですが・・・・。


りっと |MAILHomePage

My追加