ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




寒さの不等式
2001年12月06日(木)
明日行く函館の天気予報をネットで調べていたら、最高気温0度、最低気温−4度。天気は雪、となっている。
いくら道南で暖かい方だとはいえ、やはり北海道、あなどれない。函館のライブ中継を見られるサイトで今日の映像を見ていたら、まあ、ちらほらと雪。そして、道路わきには雪が少し。
札幌に11歳から7年住んでいた、というとさぞや寒さには強いのだろうと言われるが、全然そんな事はない。大体、人間の毛穴というのは、10歳くらいまでに性質が決まるらしく、それまでに寒い地方に住んでいると、多少は変わるのかもしれない。しかし、皆の予想を反して、札幌はそれほど極寒の地ではないのである。吹雪の時を除いては「寒くて死にそう」と思った事はなかった。スキー場でも然り。
今まで生きてきて、掛け値なしに寒かった、のは京都の冬である。
ちょうど京都に来て、1年めに大雪に見舞われ、骨から寒さでガタガタ震えたのが忘れられない。ココロの底から「寒ぐで死にぞう」(寒さで濁音になっている。)と思った。この頃、京都の学校に通っていたのだが、あまりの寒さに京都駅のデパートで皮の裏地付きロングコートを即買いした事さえある。
私の経験では、札幌<京都が寒さの不等式だ。
函館も、あの京都の凍てつく寒さに比べたら、ましだろうとは思うが、念のため防寒用のグッズをバッグに入れておこうと思う。









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