ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




継続は力にならず?
2002年02月10日(日)
このHPをやっていて一番言われる事は「日記、毎日書くなんて大変だね〜。」という事だ。3日坊主の例にも「日記を書き始めたのにすぐ飽きてしまって、あとは白紙〜」っていうのが必ずあげられるし、カツオくんだって8月31日に慌てて夏休みの日記をまとめて書いたりしている。
実は、私は日記を書きはじめて15年のキャリアがある。(自慢にならないけど)小学生の時、書き始めたのがきっかけで、それ以来色々と方法は変わりながらも、ずっと続いているのだ。
最初のきっかけは、ある発見だった。たとえば学校で嫌な事があっても日記帳に「ママがシュークリームを作ってくれた。おいしかった。」と書けば、その嫌な事よりもシュークリームの記憶が勝るのだ。その記憶の取捨選択(編集?)ができる快感を覚えた子供は、日記を書く事に没頭した。日記には美味しかった事、当時夢中だったアルセーヌ・ルパンの事、パタリロの事、そんな「お気に入り」を書き連ねた。
その後、思春期になり、オトナになり、その書き方は変わっていき、時には私小説であったり、赤裸々な告白であったりしたが、ずっとずっと書き続けている。
何にもなかった日も、色々あってつらい日も、とにかく1日ずつ立ち止まる。それは、私の生き方そのものになっている。
しかし、この日記を書いている事で、何かメリットがあったかというと、何もない。継続しても力にならない事もある。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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