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$loop
日々が世話しいと、純粋に自分の読みたい本を読む時間を捻出するのは、至難の技でもある。 私の本棚には、まとめ買いをしたまま忘れ去られてしまっている新書も、少なくない。そのうちのひとつを昨日一気に読破し、かなり満足度が高い本日。
以前からずっと読みたかった。昨年秋に映画を先に見て、その気持ちはさらに高まった。 映画は大手スポンサーがついて商業ベースでの話題性が高い作品だったけれど、良いものは良いと素直に思う。
純度の高い恋愛小説って、心の栄養になる。現実から離れた異次元に引き込まれている間に、ささくれた想いは柔和になり、感覚は増殖されていく。
年間、数千の新作が出される中、数本しか映画も小説も、私は見ることができない。それらが、ほとんど神がかり的に自分の感性にマッチしてた時の喜びはひとしおだ。それは、人との出逢いにも当てはまるけど。
さて、秋の夜長、まだもう一冊、読まなければならなくなった。
「冷静と情熱のあいだ blu」を読み終えて、主人公の順正の心の趣を知るだけでも十分に完成度は高い。しかし、もう一人の主人公あおいの心の内を知らなければ、この小説は終わらない。 「冷静と情熱のあいだ Rosso」が読める時が待ち遠しい。
一つの事柄を男の視点と女の視点、両方から探っていく手法。私の創作に通ずる。そこに、冷静と情熱は共存している。
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フィル/ フロム・ジ・イノセント・ラブレター
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