度々旅
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宅急便に起こされる。
今年は、日本の暦でいうと2062年である。 ちなみに、ゼロ戦は日本の暦の2000年にできたから、 ゼロ戦。 由来を知らずに私たちは言葉を使っていることが多い。 由来を知ると、その言葉が示すものに対して 親近感がでてくるものだ。
理学という言葉について、大学一年の時授業で話された。 理(ことわり)を学ぶ学問と聞き、非常にはっとしたことを 覚えている。 それ以降、“理”という言葉には、なんとなく気を使うようになった。 なんだか、非常に魅力のある言葉に思える。
漢字というのは、不思議なもので、一つ一つ意味を持っていて、 歴史を持っている。 アルファベットとは違って、なんとなく生き生きと しているような気がする。 外国語を訳す時、ラテン語やギリシャ語へまで遡ることが あるが、言葉というものは、一つ一つ歴史があり、 その歴史を一つの文字が姿で表しているということに 魅力がある。
人間が考えることなどは、だいたい同じようなもので、 漢字とアルファベットの文化が交わる前から、互いに 同じような意味を持つ、単語や漢字を持っていた。 だから、昔の文章を訳す時には、漢字一文字一文字の意味まで 考えた方が、何かとぴったりくるような訳ができる。
しかし、日本語さえままならない私は、言葉の素晴らしさを “理”について聞くまで、まったく感じていなかった。 だから、“理”に感謝。
学校帰りにある、無人販売で、掘りたての竹の子を買う。 ぬかがなかったので、米のとぎ汁であくをとるべく煮て、 竹の子ご飯にする。 春を満喫だなあなどと思っていたら、 急に腹痛。 んんん。 普段ごはんを3食食べない私は、今日3食食べた。 それが理由か、竹の子が理由か。
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