度々旅
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2002年05月02日(木) 点と点と輪っか

世の中には、歓迎や紹介の押し付けがあると思う。
アメリカ人の彼氏がいる友人は、彼が日本に来るたびに、
一緒に会おうという。
私としては、どうして私も会わなければいけないのだろう?
と思ってしまう。
これって、冷たいことなのかしらん。

紹介された人物と、直接話すような間柄になったならば、
素敵な人を紹介してくれたなぁと感謝。
しかし、別に興味のない相手の場合が非常に辛い。
その上、相手が自分を気に入ってくれてしまった時などは、
なんだか、真ん中に入る人のことを考えると、
申し訳なくて、自分の本当に気持ちが言えなくなってしまう。

まあ、真ん中の人の采配にもよるのだけれど。

新しい出会いというのは、素晴らしいと思う。
その相手が、自分にとっての縦糸ではなく、横糸の関係に
なってしまったとしても。

しかし、同じコミュニティーにいたり、共通の友人がいるだけで、
親しくしなければならないというのは、
なんとも耐え難い。
自分とその相手とのこと以外にも考えながら、
お付き合いをしなければならない。

自分が真ん中の立場になる時は、本当に気を使う。
自分の大好きな人と大好きな人が親しくなってくれて、
その輪ができれば素敵だけれど、
それは、自己満足だ。
人と人のつながりは、輪であり放射状ではあるけれど、一つ一つは、
点と点。

アメリカ人彼氏と会いたくないという強い理由があるわけではないが、
会いたいという理由もない。
会いたい、話したいという気持ちがないのに、
ただ会うというのは、相手に対しても失礼だし、
自分も疲れてしまう。
暇そうな私も、これでも一応学びで神経と時間を使っている。
できれば、それ以外に面倒なことは嫌なのだ。
うううん。忙しいという理由だけで、毎回断るのも申し訳ないし。
どうしたら良いのかしら。

人と人のつながりは、
気づいたら、一つの輪っかが、世界中にできているってのは、
素敵だなと思うけれど。


こげんき |MAILBBS

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