度々旅
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2002年07月26日(金) 夏の実はたくさんあるのに

気付けば、せみの鳴き声が聞こえていました。

先日田植えを終えたばかりと思っていた田んぼは、だいぶ苗の背も伸び、隙間に見えていた茶が埋まり、緑の絨毯が敷かれたようです。

空を見れば、入道雲があったりします。

ビールと枝豆もおいしくかんじます。

夜に歩けば、公園で花火をやっている人がたくさんいます。

部屋にいても時おり、パン!というロケット花火の音が聞こえます。

部屋の中には、蚊が迷い込み、私の足は知らない間にぷっくりと赤くふくらんでいます。

昨日つくったカレーは、鍋に入れっぱなしにしていたら、すっぱくなっていました。

テレビでは、花火大会や夏のコンサート情報が伝えられています。

台風が、やってきています。

そんなかんじで、たくさん夏の実はあるのですが、なんとなく夏を実感できずにいます。

絵に描いたような夏ってのは、もう味わえないのでしょうか。仲間がいた夏は、確かに楽しかった気がします。そんな仲間達は、地方へ散らばり、それぞれの生活をしています。彼らとの夏の思い出を思い出して、さびしくなったりしております。
そんな私は、本日も学校への道を、汗をだらだら流しながら、歩いたのでした。
 


こげんき |MAILBBS

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