度々旅
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はい。本日から午前中に起きるつもりでした。そして、起きたものの、再び寝ました。しかし、リハビリ程度のことはできたので、良しと。いちいちこういうことで、ああ、もっとやらねばなどと精神を消費していてはしょうがない。
ということで、今日こそ早寝と思っておりました。が、、、。人との会話は素晴らしいものです。素敵なお友達との会話は、私に知識を与え、知的欲求を引き起こします。本を読むのも良いものですが、自分がそこで何かを発しても著者は答えてくれません。しかし、人間との会話は、すぐに私の投げた言葉に次の言葉を投げかけてくれます。そういうやりとりが生み出すものは、素晴らしいなと。
もともと、深夜に会話をするということが好きでした。深夜の会話とは、時間を忘れさせどこまでも続いていきます。私の家に友人が訪ねてくる時は、だいたい夜10時を回った時間であります。そして、一晩中、あれやこれやとお話。時には、地図帳を見て、敵はアメリカ!と大騒ぎしてみたり、テレビを見て、一つ一つ毒づきあったり、「食べていけるのかねぇ〜この先。」などと、心配してみたり。しばしば、研究の話もしますが、直接的に議論をたたかわせるというわけではありません。違う分野同士、刺激し合うということが多いようです。
深夜の会話は、どこまでも続きます。地球を一周するほどの話題になることだってあります。そうやって、知らず知らずのうちに、多くの新たな関心事が発掘されます。それを、太陽のもとで、一つ一つ思い起こし、確実な知識にしてみたり、物事の観察の新たな道具として使ってみたり。
昼間に独りで勉強し、鬱々となり、モーターは疲れ果て、なんで走っているのかも忘れてしまうのですが、それを夜に新たなモーターを搭載して、私は日々発進しているようなのであります。そのモーターが、深夜の電話であったり、友人の訪問であったり、メールや、掲示板に書き込んで戴いた言葉や、チャットであったりするようです。となると、人嫌いのような私も、やはり、人が大好きなんだなと思うのであります。
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