スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2002年10月27日(日) 寂しいよ。

寂しい。
ネットを繋いでいても。
寂しい。
リスカも。
意味を為してくれない。

こんな虚無が。
何度も何回も。
通り過ぎることを知っているけど
寂しい。

誰か。
誰か。




誰か。
















切れ端を繋いで。
融合したって
線は意味を知らない。
こんなにも寒い部屋でも
まだ陽は昇っているハズ。

指先だけが熱を持って
抱き締めたくても誰もいなくて。

壊れることの出来ない心臓は
今日もまた椅子の上



誰か来て。
迎えに来て。
甘い声で囁いて。
そして殺して。
見えない瞳になってもまだもうちょっと。


お願いだ。
こんな寂しさなんて要らない。



だけど今日も
こんな笑顔が通じるモノか
解らない中で
ただ道化のように
世界を視てる。



終わりの無い物語なんて
あるはずもないから。




その終焉にはきっと
寂しさを殺す程の
光が待ってる。
私を殺す
望みがあるんだ きっと。















寂しい。
一人じゃない部屋でも
寂しくて
涙は涸れた


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遠莉。 [MAIL]

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