スペースシャトル・コロンビアが大変なことになった。
今朝のおはよう日本(日本同時放送)で、毛利さんとの中継がつながっていた。 昨日、毛利さんはNHKのテレビ開局50周年の記念特別番組ににこやかにゲスト出演されていたのだ。ついさっきのことである。この事故の悲報を聞いて、きっと徹夜で情報収集にあたっていたに違いない。
毛利さんと一緒に訓練をした仲間でもある7人の乗組員全員が亡くなり、コロンビアという4基のうちの1台のスペースシャトルも無くなってしまった。今後の宇宙計画にも影響が出る。 毛利さんが乗組員のことに触れるときに、涙声になりそうになっていた。NASA関係者の喪失感はいかほどかと思う。毛利さんの涙袋がぼんぼんに腫れていた。こういうときになんと書いていいのだろう・・・。
16年前、大学生のときにチャレンジャーの爆発事故を見た。確かコンパの帰りで、友人宅のテレビで「うわ、すごー」といいながら見た。 まぁ、あれもショッキングな映像だったけど、今回は、毎日まんてんを楽しみに見ていたり、子供たちがスペースシャトルに興味を持つ年齢だったりと、白いロケットを以前より身近に感じていただけに、この爆発事故は、最近のニュースの中でもとりわけ重大なこととして自分の胸の中に刻み込まれた。 関連の報道は何度も同じことを繰り返していても、逃さず見るようにしている。事故が起きてまだ数時間だから、情報が少なすぎてじれったい。
爆発の原因は、今のところはっきりしないようだけど、それにしても何かにつけ、テロと結び付けて考えたがるアメリカ的な発想はどうにかならないだろうか?イラク攻撃へのきっかけを探しているだけじゃない。 NASAが必死で爆発の原因を解明しようとしているのに、そういうことで国民感情をあおってほしくないものだ。それは別の次元のお話でしょうが・・・。
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