薔薇園コアラの秘密日記

2003年04月09日(水) ボルボとアルファロメオ

 今朝から、「LESSON」五木寛之著・光文社を読んでいる。

 10年程前、CLASSYという女性雑誌に連載されていた小説。まだ三分の一も読んでいないから全体のストーリーはわからないけど、若いライターがゴルフの上手な魅力的な中年女性に惹かれていく恋愛小説。
 五木寛之氏の表現する、かっこ悪い男が滑稽で憎めない。いつもクスクスって苦笑してしまう。まぁ、いいっか、そんなこと。

 11章の終わりに、ちょっと私の気を引く下りがあった。
 主人公が先輩の妹・杏子(女子大生)とイタリアンで食事を済ませて、車で送っていく段になったときのこと。

『ボルボという車には、人を現実に引きもどす実用性がある。これがランチアかアルファロメオだったら、ぼくはその晩、杏子を家に帰さなかったかもしれない。』

 ぎゃははは〜、まじぃ?! つまりボルボに乗ってる男ってもてないってことぉ? いるいる、知り合いに。2、3のボルボに乗ってるヒトいるぞ〜。
 きゃはは〜。
 
 そういえば、一度ボルボで自宅に送り届けてもらったことあるぞぉ。
ちょっと上気したほどに酔ってたけど、艶っぽい雰囲気とは縁が無い会話を交わしながら、自宅までのドライブを楽しんだ。
 確かに、ボルボは切ない余韻を持っていつまでもテールランプ見送るというより、すっきり笑顔で、ハイ、さよなら、どーもありがとう! ってな感じ。

 確かにアルファロメオに乗ってると、ナンパの一つもしたくなってくる。
「ねぇ、今日、うちに遊びにくる?」
いつも後部シートには違う男の子が乗っている。
ふふふふ。やるでしょ、私?

私の場合はナンパ成功率、100%
といっても、小学生の息子の友達だけどね・・・。
 


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祐子 [MAIL]

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