昨日、日記を書きながら頭の中で思い浮かべていた情景と、今日、私が目にした光景があまりにも似ていたので驚いてしまった。
今日は、ポーランド語の先生の家にバーベキューに招待された。 家は空港近くのワルシャワ郊外にあり、敷地がとてつもなく広い。大人数でも集まれるように、椅子やベンチががたくさんあった。これからの季節、外で過ごすにはもってこいの環境だ。
敷地の外側には大きな白樺林。 昨日日記を書いた時点では、ここでこんな贅沢な白樺の葉ずれ音を聞くなんて、思いもしなかった。 焼いたものも、私が日記に書いたようなお肉とソーセージ。そして、サラダとパン。
サラダは先生の娘さんが作ったイタリアンサラダで、ほうれん草とファルファッレ、乾燥トマトにひまわりの種が入っていた。むっちゃおいしかった。 一緒にきていたお友達の娘さんがお代わりして食べた程までに。
そして私が仲良くなれそうな樹は・・・。 私たちに心地いい木陰を提供してくれていた、さくらんぼの樹・・・かな? 甘い、甘い実をつけるそうだ。この樹は戦前からあり、もう70歳ぐらいだという。幹の形がとても変わっていて、枝が横に伸びていた。
お庭にはかつてたくさんのさくらんぼの樹があったそうだ。でも、以前ポーランドに大寒波が訪れたとき、この樹以外のさくらんぼの樹は全部枯れてしまったという。 唯一残ったこのさくらんぼ、家族のみんなにずーっと愛されて大切にされてきたんだろうな。いろいろこの樹を巡るドラマもあっただろうなぁ。なーんてあれこれ思いをめぐらすのも、昨日の今日だから内心楽しかった。
今日は本当に暑い一日だったはずだけど、あのさくらんぼの枝樹のおかげで、何とか快適に過ごせたのだと思う。 ふはぁ〜、何か続きを書こうと思ったけど、睡魔の限界・・・。 さしあたりパソから離れます。 おやすみなさい。
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