座頭市みてきたけど、すっごい面白かった。 奇特だよね、北野監督の世界観て。いいなと思う。
昨夜、深夜1時頃まで仕事をしていた。 仕事場の人の実家土産のマスカットを食べながら、あーだこーだと集中していた。 忙しい事を抜かせばとても居易くて、とても温かくて、素敵な場所なのだ。 ずっとここにいないんだなとフと思った私は切なくなった。
春にやめよう、と決意をして、親に話した。 ここに居る限り両立をするというのは私には無理だ。 どちらも中途半端にしたくはない。
とてもスッキリしたのが自分でわかった。
春にどこかであるだろう何かイベントに出て、その準備の為に早くやめよう。 アパートは取り合えずまだここにいよう。 この街は居心地がいいから。 春まで、溜めれるだけ貯金をして、そして休もう。 いろいろと考えるためにも。 そう、決めてから3日位すぎた今日、彼にも話した。
ゆうべ仕事が終わってから今日までずっと一緒にいて、 いつ言おうかとタイミングを計っていたんだけど、 何だかちゃんと二人になったのが久しぶりだった私達はお互いに楽しくて、 笑顔が絶えなくて、こんな時に切り出してもなぁと思ってついつい、 最後の最後になってしまった。 電車の中で。 彼はやめたいということを知っていたけど、 決めてしまったことを申告するのを私はいつでも怖かった。 「君から離れるつもりはない」 ということと、 「私から離れて行かないで」 ということを、上手く伝えなければという変な使命感があるから。 実際はそんなこと、ひとつも言えたためしがないのだけど。
そして、今日はお寿司をたべた。 私達の半年記念。 早いね、と話して、君が、「こうやってあっというまに何年も過ぎてくんだよ」 と言った。 頷いて、これで私の変な使命感も飛んでしまうわけ。 不安も吹っ飛ぶ言葉にうまく操られてしまうわけさ。
あと半年頑張るから、ちゃんと操っていてね。
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