窓のそと(Diary by 久野那美)
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時計好き。
時計って、最古の人間型ロボットじゃないだろうか。 ネジも歯車も文字盤も針も、振り子も、時間の伝え手を擬人化するために作られた装置のような気がする。
絶え間なくいつもおんなじに動いている、でもいちにち2かいしかおんなじにならない顔というのは表情豊かなのか無表情なのか・・・・?
時計の針が動くのを見てるとすぐ時間がたつ。 今日も見てしまった。 テレビやビデオと違って電気代やレンタル料がかからないのがいい。
うちにはひとつだけ、ネジを巻かずに止まったままの時計がある。 10年前に古道具屋さんで買ったすごい大きな振り子時計。 12時のちょっとだけ前で止めてある。 動かすとものすごく大きな音がするのと、毎日ネジを巻かないといけないからなんだけど、動いてない奴は動いてない奴でまた違った味がある。 化石みたいなもんかしら?
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