脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 いとしさの余韻


とても好きなものとか、

いとしいものとか、

楽しいと思ったこととか、

そういうものは80%くらいが、余韻でできているような気がする。


私たちは、その余韻で生きているような気がする。
一瞬の気持ちの余韻とか、思い出とか、
それはとても不確かだけれど、
意識にのぼらせた瞬間に確定性をもつ。

けれど不確かなのは気持ちとか思いとか、意識だけではなくて、
この存在たち(私たち)すらも不確かなものだと思う。
私たちの存在(椅子ひとつに至るまで)ですら、私たちが意識するからかたちを持つのだと思う。

無いと思ってるものだって、本当はあるかもしれない。
そういうところに、この世界のロマンに富んだ柔軟性があるような気がしてならない。

この世界はきっと、色んなものの余韻や意識でできている。

2006年12月07日(木)
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