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2006年03月24日(金)
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きっかけ |
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昨夜、ソフトのバージョンアップがどうしても必要になりダウンロード版にて購入。 始めたのが0時近かったのが悪いんだけど。光回線じゃないのも悪いんだろうけど。 朝4時過ぎまでかかり。物凄い寝不足。 起動確認したり問題のファイルが開くかとかやったりしてたからっていうのもあるんだけど。
さて。 昨日は今年に入って初めて、まともに23日に父上の墓参りに行って参った。 前日、母上から父上の妹である叔母(S叔母)が来ると聞いていたので、行く前に花の量を一応電話確認。 殆ど入らない状態だと言われたので、本当に小さい花束を購入して行った。 確かに花はギュウギュウ状態だった。
今月は、28日にも別の叔母か来る。 父上の一つ上の兄嫁(N叔母)だ。 N叔母は、お墓の近くにある病院に毎月通っているらしく。 祖母の49日の時に母上が28日に暇なら、お墓参りをしたいので会いたいわ。と言っていた。
父上が亡くなって今年で6年。 毎月墓参りをしてるのは私と母上。 お盆とか命日に来てる風味なのは、父上の弟夫妻。 忘れた頃に突然来てる風味なのは、2号の義父母。 あと、やっぱりお盆とかに時々来てる風味なのが父上の会社の元従業員のOさん。 物凄く忘れた頃に来てるのが2号親子。ホント数えるくらいしか来てないけど。 と、まぁ。 これらの人々が主な墓参り単独メンバーだ。
風味っていうのは、来てたかもしれないという雰囲気で。後から来てたということを聞いたりと、実際には母上も会ってないので分からないのだ。 単独メンバーというのは、それぞれが個々の意思で墓参りに来てくれてる人ってこと。 わざわざ単独と付けたのは、時々、母上が行くからと聞いて一緒に来る人もいるからだ。 こういう人は便乗メンバーと言うことにしよう。
まぁ、とにかく。 これらの人々が主な墓参りメンバーであり、S叔母やN叔母は新規参入なのだ。 確かにお彼岸だったし、いつもより多く人が来ても変ではないんだけど、やっぱり違うのだ。 いつも来ない人が突然来るっていうのは、来られた方としては何事だ?と思うもんだ。 だから、父上もきっと驚いてしまっているような気がする。 私も疑問に思った。 ずっと来た事の無い親戚が、今頃になって突然何事ね?と母上に訊ねたら
「お婆ちゃんが亡くなったから思い出したんでしょ」
と答えが返って来た。
なるほどね。 お婆ちゃんが亡くなったのが、きっかけかい。 あんまり良いきっかけでは無いなや。
いや。墓参りに来てくれる事に対しては素直に感謝してる。 特に足の悪いN叔母が来てくれるっていうのは、大変有り難いと思ってる。 だから母上が一緒に行ってくれると良いなと思ってる。 病院までは自力で来てから、母上とって話だし。 S叔母が来てくれた事にも感謝してるんだけど、何か、何ていうか。うん。
今回墓参りに来たS叔母は便乗型で、2-3日前に母上に電話をしてきて
「墓参りに行きたいから迎えに来て」
と言ったそうだ。 それって違うだろう。って思うのは間違いなのか。 人の良い母上は迎えに行って、更に昼食ご馳走して送ってったらしいけど。
祖母の葬儀の食事の席では、父上の一番上の兄がこうも言ってた。 「○○さん(母上の名前)も心入れ替えて。そしたら俺たちも墓参りに行くし。」 意味分からんし。 私はこの叔父の事は好きだ。凄く好きだ。好きだけど、これは違うと思う。 心入れ替えてっていうのは、父上が亡くなった後に母上が叔父夫婦の家に行かないことを意味する。 母上が行かない理由は納得できるものがある。叔母が母上を嫌ってる風味なのだ。 それでも、私は出来たら仲良くして欲しいという希望はあるけど。 祖母の葬儀で見た叔母の母上に対する態度では、例え私が母上の立場でも無理かもしれないなと思う。
でも。墓参りと普段母上が遊びに行かないのとは別の話だろう。 要は、この叔父も母上に迎えに来いと言ってるのだ。 一緒に墓参りに行きましょうって頭下げて迎えに来いってなもんだ。 そりゃないだろうって思うのは間違ってるかね。 墓参りって、個人の意思で行くもので。来たくなきゃ来ないで良いじゃん。 って突き放しちゃうのはダメかね。 私だったら遠まわしに断るところだけど、もしも叔父から墓参りに行くから迎えに来いといわれたら、母上はちゃんと送迎をするんだろうな。
祖母の葬儀の時も、まぁ色々あって改めて思った。 親戚一同に会って変わり者揃いっていうのも、前から勘付いてはいたけど改めて思い知ったし。 故人に手を合わせるっていう事に対する考えも、例えそれが血の繋がった家族であっても違うってことも改めて分かったし。 誰が我ままで、誰がお人好しでみたいな事も感じたし。
父上の時に人に対する見方が変わったみたいに、祖母の時もやっぱり同じような状態で。 葬儀って、色んな意味で色んな人の色んなとこが出ちゃう場だなって。 映画になるのも分かるなって。 身内が亡くなるのをきっかけに、色んな事が分かったり変わったりするもんだなと改めて思った。
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