ほり日和  
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2003年08月26日(火) スカーレット

今日の名古屋はどしゃぶり。

どしゃぶり過ぎ…。

ありえないくらい降ったね。まぁ、ココのところ

連日夏らしい暑さが続いていたので、たまにはこれくらい

降ってくれないと、各地のダム事情も潤わないでしょう。

かと言って、朝っぱらからあの暗さはないんじゃないか?

朝9時5分、ああ〜今でも忘れてないです、その時間。



まっ暗ね!!



「すみません、今何時ですか?」

ってツッこみをいれたくなるほど暗かった。

ありえない、ありえない。

今日記を書いているこの時間(23:36)も絶え間なく降り続いておりますわ。

聞けば明日も雨…。

オイオイ、ちょっと待ってくれよ。

明日はアンタ、アレですよ?

せめて夜でも晴れてくれなきゃ、熱心な天文ファンから

総すかんを喰らいますよ。なんと言っても6万年に一度よ?

『火星大接近』

密かに俺も楽しみにしてるんだけど。

明日が一番近づく日なんだって、火星が。

それを逃したら、次は6万年後…。

気が遠くなるどころか、おそらく天文学的なその数字に

人類が辿りつけているかが問題だ。

ひょっとしたら6万年後は、地球上に人類ではなく

別の何かが闊歩しているかもしれないし、

そもそも地球があるのかどうかも不明である。

明日のことさえもわからないのに、6万年後なんて…。

想像だって難しいゾ!

な〜んて、書いてたら一層雨脚が強くなりました(23:53)。



流星群や、何十年かに一度やってくる彗星とは訳が違います、今回は。

惑星です、やつは(笑)。

そいつが近づいてくるんだから、こいつは見とかなきゃ損です。

だって、せっかく僕が生きているこの時代に

向こうからやってきてくれるんですから。

6万年って言ったら、聖徳太子も推古天皇も

キリストも源頼朝も小野妹子も織田信長も

初代アメリカ大統領も、初代日本首相も、

アメンボだって、オケラだって、カメムシだって

みんなみんな生きていたけど、見てはいないんだぁ〜(笑)。

下手すりゃ、人類の祖先も見てないぜ。

仮に見ててもそいつが火星だなんて絶対わからん。

そう考えたら、今回のコレって凄く貴重じゃない??

ロマンチストを唱えるつもりはさらさらないけれど、

これって一つの、決して止まることはない永劫の時間の中で

本当に途方に暮れてしまうほどの瞬く間の「出会い」だと僕は思うのだ。



真紅に輝く第4惑星「火星」。

そんな素敵な出会いを、たかが雨雲なんかに邪魔されたくないなぁ〜。


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