ほり日和  
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2003年09月10日(水) まばたきの間の永遠

駅から帰ってくるときに、

ぼんやり空を見上げると、月のすぐ脇に火星が。

めちゃ綺麗〜。

今朝の突然の大雨で、出勤するときに自転車に乗らず

行ったから、久しぶりに徒歩での帰り道。

昨日は月のもっと近くで寄り添うように火星が

あったらしい。昨日もバイト中、きれいな月が見えたけど

僕が見たときには、雲がちらついていて火星は見えなかった。

それでも、薄い雲の向こうに確かな輝きを放って

きれいな月が見えたけど。雲もその光に当てられて

なかなか風流だった。

雨降って地固まる。自転車で普段駅まで行っているから

いつも通り自転車だったらきっと見れなかった、花鳥風月。

明日は中秋の名月。まだまだ暑い日は続くけれど

秋の気配をすぐそこに感じてる。

それと同時に、明日はあのテロ事件から丸2年である。

早い…。でも誰も決してあの事件は忘れないね、たとえ何年経とうとも。

もう2度と起きてほしくない。心からそう思う。



最近、命を軽んじる凶悪な事件が多い。

命をもっと大切にしてほしい。

命をもっと儚いものだと感じてほしい。

簡単に奪ったり、自ら消したり。

そんな安っぽい代物ではないことを誰だって知っているはずなのに。

生きていれば、見える景色がある。

自分が見たすばらしい景色を、自分の大切な人や

愛する人に見せたいと思う心。

喜びも悲しみも、生きていればこそ「見える景色」。

そして、みたこともない景色も見られる可能性がある。

「ハジメテミルケシキ」

この前の土曜に観た朗読劇をちょっぴり思い出した。

火星の大接近は6万年に一度。

今宵見られる月と火星のランデブーも、

その黄金と真紅の2筋の光が生み出すイルミネーションも

2度と見ることはない。

人一人が生きていく事で、それぞれが輝きながら

解き放つ光は十人十色。

今夜、僕が見たハジメテミルケシキは

なんだかチョット切なくてセンチメンタルで

そして少し幸せな風景で、

瞬く間にちょっといろんなことを考えさせられた。




追記;もう一つ嬉しいこと

今日はバイト先の給料日!!これも嬉しい。

そして悲しいこと。

今度の日曜は台風の接近で雨っぽい。くぅ〜アバレンジャーショーが〜〜!(悔)


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